デビットカードは何歳から持てる?
私自身も高校1年から使っているデビットカード。その年齢制限はいったいどうなっているのでしょうか。デビットカードの「年齢制限」を詳しく解説します。
目次
デビットカードは高校生から
各カードの年齢制限は?
まずは主要なデビットカードの年齢制限を見てみましょう
銀行名 | 年齢制限 |
---|---|
セブン銀行 | 16歳以上 |
住信SBIネット銀行 | 15歳以上(中学生は除く) |
楽天銀行 | 16歳以上 |
ジャパンネット銀行 | 15歳以上(中学生は除く) |
三菱UFJ銀行 | 15歳以上(中学生は除く) |
りそな銀行 | 15歳以上 |
イオン銀行 | 18歳以上 |
一部に「18歳以上」というデビットカードもあるものの、ほとんどのカードは中学を卒業していれば持てる条件が設定されています。
一番年齢制限の緩いカードはコレ
高校生ならほとんどのデビットカードを問題なく作れるわけですが、少しでも早くデビットカードを作りたい!という中学生もいると思います。
法律的には、卒業式を終えても3月31日までは中学生のままです。卒業式を終えて春休みにカードを作ろうと思っても、「中学生は除く」という条件のカードを作ることは出来ません。4月1日まで待てばOKになります。
そんな時におすすめなのが「りそな銀行」のVISAデビットカードです。
このカードは年齢制限が「15歳以上」となっているので、中学3年生でも持つことができます。私が全国の30種類のデビットカードを調べた中では、これが最も緩い年齢制限です。
りそな銀行の支店に行かないとカードと口座を作れなかったり、カードの内容がやや劣るというデメリットはありますが、すぐにデビットカードを持ちたい人にはおすすめです。
なぜ年齢制限があるの?
では、なぜこのような年齢制限があるのでしょうか。その理由を説明します。
法律ではなく「自主規制」
デビットカードが原則「15歳以上」となっているのは、法律で決まっているわけではありません。実は、カード会社や銀行が自分たちで決めたルールです。
単なるルールに過ぎないので、今後もしかしたら15歳未満でも持てるデビットカードが出てくる可能性はゼロではないでしょう。
海外でも年齢制限は変わらない
海外では日本以上にデビットカードが普及している国も多いです。例えばアメリカは借金をし過ぎる人が多く、クレジットカードを作れなくなって代わりにデビットカードを使う人がとても多いです。
話が少し横道にそれましたが、そうした海外でもデビットカードの年齢制限は「15歳以上」もしくは「18歳以上」というところが多いです。中には7歳以上から持てるデビットカードもある(英国HSBCのデビットカード)ので、やはり多くは自主規制のようです。
中学生・小学生がカードを作るには?
では、日本で中学生や小学生がカードを作ることは出来ないのか。実は作れるカードもあります!
プリペイド式クレジットカードは年齢制限無し
クレジットカードは18歳以上、デビットカードは15歳以上という年齢制限があります。
しかし「プリペイド式クレジットカード」(プリペイドカード)であれば、年齢制限無しに中学生や小学生でも自由に持つことができます。
電子マネーのようにお金を「チャージ」する必要がありますが、支払いに使う時はクレジットカードやデビットカードと同じように使えます。もちろん、ネット通販でもクレジットカードとして使えます。ポイントも貯まってお得です。
あまり聞き慣れない種類のカードで不安かもしれませんが、LINEやドコモ、ソフトバンクなどもプリペイド式クレジットカードを発行しています。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
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