ポイント還元率が高いデビットカードは?
デビットカードを選ぶ上で気になるのが、ポイント還元率の高さです。低いものと高いものを比べると、還元率の差は10倍! 年間平均利用額(約60万円)で計算すると、1万円もの差になります。
この記事では、デビットカードのポイント還元率を比較して「お得」に使えるものを紹介します!
目次
ポイント還元率が高くてお得なデビットカードのランキング
では早速、ポイント還元率が高いデビットカードをランキング形式で紹介します!
2% タカシマヤプラチナデビットカード
堂々の一位はソニー銀行が高島屋と提携して発行している「タカシマヤプラチナデビットカード」です。
VISAカードが使えるお店で使うと、ポイント還元率は2%! 更に、高島屋で使うと最大10%還元(食料品などは3%)という夢のようなカードです。
ただ一つ、大きな落とし穴が。
それはカードの年会費です!
「年会費無料」というデビットカードが多い中、このタカシマヤプラチナデビットカードはなんと税抜き3万円の年会費が毎年発生します!
ちなみに、ポイント還元で年会費分の元を取るには、毎年162万円以上使う必要があります。毎月13.5万円なので、ちょっとリッチな人なら元が取れるかもしれませんね。
1% 楽天銀行JCBデビットカード
タカシマヤプラチナデビットカードは別格として、誰でも気軽に持てるデビットカードの中でポイント還元率が最も高いのは、この楽天銀行JCBデビットカードです。ポイント還元率は1%で、JCBカードが使えるお店・ネット通販などで利用できます。
うれしいことに年会費や発行手数料は無料ですし、16歳以上なら誰でも作ることができます。ポイントは楽天スーパーポイントなので、楽天市場でのお買い物などに使えます。
ただし、JCBデビットカードなのでPayPayのチャージには使えません。
0.6%〜 GMOあおぞらネット銀行
利用金額が後から口座に「キャッシュバック」されます。還元率は0.6%と、VISAデビットカードの中では最高クラス。
また、条件を満たすとポイント還元率が上がる仕組みを取っています。例えば30歳未満の人であれば、自動的に1%還元となり、破格です。もちろん年会費や発行手数料は無料。
ATM手数料や振込手数料も他の銀行よりお得なので、トータルで節約したい人におすすめです。また、VisaデビットカードなのでPaypayへのチャージにも対応しています。
0.5% イオン銀行
利用金額の0.5%分のポイントが付与されるデビットカードです。
ポイント還元率は上で紹介したカードに劣るものの、ATM手数料が何度でも無料(イオン銀行のATMの場合)とお得なので、他の銀行よりもお得にそして便利に使えます。
また、イオンのお店で毎月20日・30日に5%オフになったり、イオンシネマがいつでも300円オフになる特典も付いています。
他のカードは?
デビットカードは全国の銀行が発行しており、その数は90以上にのぼります。
デビットカードの比較表を見ても分かるように、他のほとんどのカードのポイント還元率は概ね0.2〜0.5%程度です。
ポイントを二重取りする方法も
最近普及が進んでいる「PayPay」などの決済アプリですが、ここにチャージする際にデビットカードを使うとデビットカードのポイントが付きます。更に、決済アプリで買い物をする際にも決済アプリのポイントも付きます。
例えばPayPayは3%還元(記事執筆時点)なので、チャージする際に0.6%還元のGMOあおぞらネット銀行Visaデビットを使えば、トータル3.6%還元となりとてもお得です。
注意点としては、Paypayの場合チャージに使えるのはVisaデビットカードのみで、JCBデビットやJCBのクレジットカードは使えません。ローソン、ファミマなどのコンビニでもPaypayが利用できます(セブンイレブンでは2019年7月から開始)