デビットカードのデメリットと欠点

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10年使って感じるデビットカードの欠点やデメリット


 私は2007年、高校1年の時に楽天銀行(当時はイーバンク銀行)のVISAデビットカードを作って以来、10年にわたりデビットカードを使い続けています。そんな私が、カードを使っていてデメリットと感じる点を鋭く指摘していきます!


10年前に作ったイーバンク銀行のVISAデビットカードと楽天銀行JCBデビットカード

10年前に作ったカード(上)と現在使っているカード(下)



デビットカードの欠点・デメリット


ごく一部、利用できないお店がある


 基本的に、街中のお店やネット通販でクレジットカードと同じように利用出来ます。


 しかし、「カード払い」できる場所でも、一部の支払いには利用出来ないこともあります。
 例えば高速道路の通行料金がそうです。また、一部の公共料金(電気代など)の支払いにも使えない場合が一部あります。


デビットカードは一部の料金の支払いに使えない

スマホの料金支払いには使えます

使えない時間帯のあるカードがある

支払いが出来ない時間帯のあるデビットカードも

 地方銀行が発行しているJCBデビットに多いですが、カードが使えない時間帯を設けている場合があります。
 例えば北洋銀行のJCBデビットの場合、毎月第二・三土曜日の21〜翌6時まで利用不可、大垣共立銀行は毎週月曜0〜7時に利用できません。


 ネット銀行のデビットカードであればこうした利用時間帯の制限はありません。デビットカードを作る際はちゃんとしたカードを選ぶことをおすすめします。


ポイントや入会特典でクレジットカードに劣る


 クレジットカードの方がお得です。
 お得なカード比較を見ると一目瞭然ですが、クレジットカードでは「還元率1%」が当たり前で、しかも入会時に数千円分の特典が付きます。デビットカードには入会特典などありませんし、ポイント還元率でもやや劣ります(0.5〜1%程度が平均)


付帯保険が少ない


付帯保険が少ないのもデビットカードの欠点

 クレジットカードでは、海外旅行保険やショッピング保険が無料で付くものが多いです。しかしデビットカードでは、そういった保険が付かないものが多いです。


 最低限、カードの不正利用は補償してもらえるのでその点は安心してください。


キャッシングを利用できない


 クレジットカードでは「キャッシング」といって、ATMにカードをいれると簡単に「借金」をすることができます。デビットカードではそれが出来ません。


 とはいえ、デビットカードはキャッシュカードと一体になっているため、ATMに入れれば「自分の口座から」お金を引き出すことができます。


クレジットカードヒストリーを作れない


 「クレジットヒストリー」という言葉を聞いたことがありますか?


 クレジットヒストリー(通称クレヒス)というのは、金融機関が「審査」を行う際に必ずといっていいほど見る情報です。信用情報機関というところが管理していて、その人のクレジットカードの使用歴(ちゃんと代金を引き落とせているか等)などの情報が蓄積され、点数化されています。


デビットカードはクレヒスが上がらない


 クレジットカードを使い続けると、毎月クレヒスが上がっていきます。しかしデビットカードの場合は、いくら使ってもクレヒスは上がりません。


 クレヒスはクレジットカードを新しく作る時や、住宅ローンを組む時などに調べられる情報です。クレヒスが高い人は住宅ローンを借りやすかったり、カードの審査も通りやすくなります。一方、10代20代の若い人は別として、ある程度年齢がいっているのにクレヒスが全く「真っ白」という人は、審査に通りにくくなると言われています。


分割払い・リボ払いができない


 クレジットカードでは当たり前のようにできる「分割払い」と「リボ払い」は、デビットカードでは一切できません。


 デビットカードは「使ったら即引き落とし」が原則であるため、一括払いのみの対応となります。自分の口座の残高に見合った買い物を心がけましょう。


メリットも大きいです


 私はクレジットカードも使っていますが、デビットカードもクレジットカードも普段利用する際にその差を意識する機会は無いです。クレジットカードと同じように使えるので、「デビットだから劣っている」とは思いません。




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