海外で使うのにおすすめのデビットカードは?
デビットカードは国内だけでなく、海外でも便利・お得そして安全に使うことができます。留学や旅行、仕事で海外に行く人必見の記事です!
目次
海外でもデビットカードは便利!
まず、海外でデビットカードを使うメリットを簡単に説明しておきます。
日本ではカードが使えないお店も多く、現金での支払いが49%と諸外国と比べて高くなっています。しかし海外ではカード払いできるお店が多いので、カードがあると便利なのは言うまでもありません。
海外に行く際に現地通貨を両替して持っていく人も多いと思いますが、両替には手数料がかかります。また、余った通貨を日本円に戻す際にも手数料が掛かります。 デビットカードがあれば、持っていく現金の額を減らすことができるほか、現地のATMから現地通貨を引き出すことも可能です。
また、現金は盗まれたり無くしたら「それっきり」ですが、デビットカードの場合は大きな落ち度がなければ盗難や不正利用の被害は補償してもらうことができます。安全性も高いです。
海外で使うデビットカードの選び方
前置きが長くなりましたが、続いて選び方のポイントを紹介します!
断然VISAデビットカードがおすすめ!
デビットカードには大きく分けて「JCBデビットカード」と「VISAデビットカード」の2種類があります。
前者は「JCBカード」が使える国内外のお店やネット通販で使えますし、後者は「VISAカード」が使える場所で使えます。
国内ではJCBもVISAも、使えるお店の数に大きな違いはありません。 しかし海外に行くと、JCBが使えるお店は国によってはかなり少ないです。したがって、海外に行く際はVISAデビットカードを持っていくことをおすすめします。
とはいえJCBデビットカードの方がポイント還元率が高いですし、世界60カ国にある「JCBプラザ」という日本語による観光案内や、ホテル・レストランの予約代行などをしてくれる施設を使えます。持っておくと便利です。
海外事務手数料を比較しよう
日本で発行されたデビットカードを海外で使う際に、カード会社が決めた為替レートで計算された額が自分の銀行口座から「日本円で」引き落とされます。
この為替レートはVISA、もしくはJCBが決めているので、カードを作る銀行が違っても同じです。
ですがデビットカードの場合、この為替レートに各銀行ごとに違う「海外事務手数料」が上乗せされます。
「3%」という銀行が多いですが、それより安い銀行もあるので、お得に使うなら「海外事務手数料」を比較しましょう!
海外旅行保険は・・
海外で不測の事態が起きると費用が多額にのぼることもあります。 例えばハワイでケガをした夫婦の医療費が550万円掛かった、という記事が最近話題になりました。
こうした費用は「海外旅行保険」というもので保障してもらえます。クレジットカードには海外旅行保険が付いていることが多いです。
しかし、デビットカードでは海外旅行保険が付いていないものがほとんどです。
自分で保険料を払って海外旅行傷害保険に加入する(北米、5日間で2千円程度)か、三菱UFJ-JCBデビットを作るのがおすすめです。
三菱UFJ-JCBデビットで旅行に関係する費用の一部を支払うことで、保険が適用されます(詳しい条件は確認してください)
海外で使うのにおすすめのデビットカードは?
「選び方」をふまえて、実際におすすめのカードを紹介します!
ソニー銀行Sony Bank WALLET
ソニー銀行が発行しているVisaデビットカードです。海外でも利用できる国・地域が多いVisaブランドのデビットカードです。
また、Visaの為替レートに各銀行で上乗せする「海外事務手数料」も1.79%と、他のネット銀行・大手銀行の3%前後と比べて大幅に低いのでその分お得です。利用金額の0.5%以上がキャッシュバックされる特典もあります。
年会費無料のデビットカードとしては珍しく、ショッピング保険が付帯している点もメリットです。カードを利用して購入した商品の盗難・破損を50万円まで(自己負担額5千円、60日間)補償してくれるので、高価なお土産などを買った時に役立つことがあるかもしれません。