PayPay銀行VISAデビットカード
PayPay銀行は2000年に設立されたジャパンネット銀行が2021年に名前を変えてスタートした銀行です。現在はヤフーと三井住友銀行の子会社ですが、設立当初は東京電力やNTTなど、そうそうたる企業が関わっていました。
そんなPayPay銀行が発行するVISAデビットカードの特徴を詳しく紹介していきます。
目次
PayPay銀行デビットのメリット
まずはPayPay銀行が発行するデビットカードを選ぶメリットを紹介します。
新規口座開設、カード利用で最大1000円分CB
PayPay銀行の銀行口座を開設し、エントリーした上でVisaデビットカードを3回利用することで、1000円分のPayPayポイントがもらえます。
他のネット銀行では、こうしたキャッシュバックはあまりないので、お得感があります。
高級感のあるカードデザイン
PayPay銀行のVisaデビットカードは、真っ黒なカードデザインで高級感があります。真っ黒といえば、一部の限られた富裕層しか持つことが出来ない「ブラックカード」が連想され、一般的な銀色のカードと比べて高級感があると思います。
ATM手数料が月1回無料
PayPay銀行ではコンビニATM(セブン、ファミマ、ローソン)、郵便局、三井住友銀行ATMを利用できます。ATM手数料は入金・出金それぞれ月1回、手数料無料です。
VisaデビットとPayPay決済を活用すれば、現金を使う機会をかなり減らせるのでATMでお金を下ろすのは「月1回」で間に合う人も多いと思います。
2回目以降の手数料は165円掛かりますが、三菱UFJ銀行など大手銀行では220〜330円(時間帯によって異なる)の手数料が掛かるので、それと比べると大分安く済みます。
PayPay銀行のデメリット
続いて、デメリットや欠点の部分を解説します。
ポイント還元率が低い
PayPay銀行のデビットカードは、カード利用額に対するキャッシュバック還元率が0.2%です。これは地方銀行や大手銀行のデビットカードと同じ水準で、他のネット銀行と比べると低いです。
とはいえ、月1万円をカード決済する場合を考えると、還元率0.5%のカードと比べると年間の差は360円なので微々たる差とも言えます。他の銀行と違って、1000円のキャッシュバックがもらえるので数年スパンで見れば他のネット銀行と比べてもお得なカードと言えます。
現金利用を中心に考えている場合はおすすめできない
メリットのところで指摘したように、PayPay銀行はATMでの入金・出金がそれぞれ月1回まで無料です。
ですが、例えばソニー銀行はATM手数料が月4回無料とPayPay銀行よりも充実しています。
もっとも、VisaデビットカードやPayPay決済を活用すれば現金を使う機会はかなり少なくなるのでATTMを利用する機会もほぼ無くなります(私は1年に1回くらいしか使いません)が、現金利用を中心に考えている人は他の銀行を選んだほうがお得です。
申し込み資格
15歳以上の(中学生除く)なら誰でも、審査無しで誰でも申し込めます。
また、15歳以上なら未成年でも保護者の同意は必要ありません。