JNBカードレスVisaデビットの特徴
カードが無いデビットカード「JNBカードレスVisaデビット」とは? 国内唯一とも言えるサービスの特徴を、メリット・デメリット両面から解説します。
目次
JNBカードレスVisaデビットのメリット
まずはメリットや一般のデビットカードには無い強みを紹介します。
カード番号を「使い捨て」できるから安心
この「デビットカード」の最大の特徴は、カードが無いという点です。
物質としてのカードは発行されず、代わりにカード番号・有効期限などの情報がネットバンキングの画面上で発行されます。その情報をネット通販の決済画面に入力すると、支払いに使えるというものです。
JNBカードレスVisaデビットは最大4つのカード番号を発行することができ、またそれを1日5回まで変更することが可能です。つまり、カード番号を使い捨てすることが出来ます。
通常のデビットカードであれば、カード番号は一つしか持てませんし、カード番号を変更するのは簡単なことではありません。
カード番号を「使い捨て」出来ることで、例えばちょっと不安のある海外の通販サイトを利用する際、その番号を入力し、万が一何か問題が起きた時はカード番号を削除することで被害の拡大を防ぐことが容易になります。
不正利用への補償は通常のデビットカードにもありますが、被害が起こるとカードを停止する必要が出てきます。そうすると通販サイトなどに登録してあった番号を全て変更する作業が必要になるため、面倒です。
JNBカードレスVisaデビットを利用することで、何かあった時に迅速な対応が可能になります
ポイント還元0.2%
通常のデビットカードと同様に、ポイント還元があります。
500円の利用につき1ポイントなので、実質0.2%の還元率です。ポイントは換金出来ます。
通常のデビットカード(Visaデビット付キャッシュカード)はT-POINTで還元、またファミマでは1%還元ですが残念ながらカードレスVisaデビットにはそうした特典はありません。そもそも、ファミマ店舗で利用出来ませんが。
もちろん、年会費は無料です。
チャージの手間が不要
バーチャルカード(カードレス)の類としては、「Vプリカ」のようなプリペイド式のクレジットカードのようなものが先行して普及しています。しかし、それらは銀行口座やクレジットカードを使ってお金を「チャージ」する必要があります。チャージ残高以上の買い物が出来ません。
JNBカードレスVisaデビットはデビットカードなので、銀行口座と直結して決済が行われます。そのためチャージする必要は無く、口座の残高の範囲内で自由に利用できます。
手数料の面でも、例えばVプリカをチャージするのに1回200円の手数料が掛かる上、チャージ後「1年以内」に使い切らないと有効期限切れとなってしまいます。そうしたデメリットが無い点でも格段に利便性が高いです。
JNBカードレスVisaデビットのデメリット
続いて、JNBカードレスVisaデビットのデメリットを解説します。
実店舗では使えない
物体としてのカードが無く、店頭の読み取り機に通すことが出来ません。なので実店舗での利用が出来ないというデメリットがあります。
とはいえ、通常のデビットカード(カードが発行されるタイプ)と併用することが出来るため、実店舗ではカードを使えば済む話です。
申し込みについて
カードの申し込みは公式サイトからできます。
申し込み資格
15歳以上で、ジャパンネット銀行に口座を持っている人が利用できます。
高校生でも利用可能です。