住信SBIデビットカードの特徴
三井住友信託銀行と金融会社であるSBIグループが共同出資しているネット銀行、住信SBIネット銀行のVisaデビットカードを紹介します。私自身、会社用に一枚使っているので実際の使い勝手も交えながら解説します。
目次
住信SBIデビットカードのメリット
私も使っている、住信SBI銀行のデビットカードの魅力を紹介します。
VISAデビット最高のポイント還元率
利用額の0.6%分がポイントとして付与されます(1ポイント1円に交換可能)
同じく0.6%還元(現金キャッシュバック)のGMOあおぞらネット銀行デビットカードと並んで、VISAデビットカードとしては最高水準の還元率です。
なお、2019年4月に住信SBIネット銀行が発行を始めたミライノデビットは0.8%還元とお得なので、住信SBIネット銀行でデビットカードを作るならこちらがおすすめです。ミライノデビットはVisaではなくMasterCardですが、使えるお店はほぼ一緒なので使い勝手は変わりません。
私もこれまでずっと仕事用に住信SBIネット銀行のVisaデビットを使っていましたが、ミライノデビットに切り替えてもらいました。
ATM手数料や振込手数料が安い
デビットカードは必ず銀行口座とセットで作るものなので、カードの内容だけでなく口座の手数料を見ることが重要です。
住信SBI銀行の口座は私も10年以上利用していますが、他の銀行と比べて手数料が魅力的です。
ATMからの預入手数料はいつでも無料、引き出す際は月2〜15回まで無料(ランクに応じて無料回数が決まる)で、手数料が発生する場合でも108円と他の銀行より低水準です。
振込手数料についても、月1〜15回無料です。VISAデビットがあれば振込をする機会が激減しますが、いざという時に無料で振り込めるのは有り難いですよね。
なお、GMOあおぞらネット銀行では30歳未満の人はATM手数料が毎月5回無料なので、ATMをよく利用しそうな人にはこちらがおすすめです(30歳以上の人は月2回まで無料)
タッチ決済に対応
また、住信SBIデビットカードは非接触IC決済にも対応しています(国内初!) デビットカードはクレジットカードと同様に、サインやパスワードが必要になることも多いです。しかし非接触IC決済では、Edyやnanacoのような電子マネーと同じように「ピッ」と専用端末にかざすだけで使えてお手軽です。
国内で利用できるお店はマクドナルド、IKEAなどまだ少数ですが、今後普及が見込まれています。海外では既に9割以上普及している国もあります。
住信SBIデビットカードのデメリット
続いて、住信SBIデビットカードのデメリットを解説します。
カードの保険が不正利用対応のみ
不正利用に関する保障はありますが、購入した商品が何かのトラブルで破損した場合の保障(ショッピング保険)などはありません。
ATM手数料の無料回数が少ない
ATM手数料自体は安い住信SBIネット銀行ですが、「無料回数」は上でも紹介したように月2回までです。例えば毎週お金を下ろしたりすると、数百円の手数料が掛かってしまう点はデメリットと言えます。
イオン銀行デビットカードは月に何度でも、ATM手数料が無料なので現金利用が多い人にはこちらをおすすめします。
申し込みについて
カードの申し込みは公式サイトからできます。
申し込み資格
日本国内に住所がある15歳以上の方が対象ですので、高校生・未成年でもOKです。
申し込み方法・手順
住信SBIネット銀行の口座開設と一緒に申し込むことが出来ます。
18歳以上で写真付きの身分証明書(免許証、パスポートなど)をお持ちの人は、便利な「オンライン口座開設」が利用可能です。ネットで申し込んで、カードが送られてくる時に配達員に身分証明書を提示するだけでOKです。印鑑や身分証明書のコピーを送る必要がありません。
17歳以下や、写真付きの身分証明書が無い人は郵送での手続きを選んでください。
その場合、健康保険証などのコピーと、更に公共料金の領収書(必ず原本)を一緒に封筒に入れて申し込むことになります。公共料金の領収書は、同じ住所のご家族の名義のもので大丈夫です。
2つも書類を用意するのは面倒だよ、という人は役所に行って住民票の写しを取ってくれば、1つで済みます。発行にはだいたい300円くらい掛かりますが、未成年でも問題なく手続きできます。
関連リンク
デビットカードの比較VISAとJCBをまとめて比較できます | |
VISAデビットカードの比較VISAデビットを比べるならこちらへ | |
JCBデビットの比較地方銀行が発行しているカードも紹介しています | |
デビットカードのメリットクレジットカードには無いメリットが盛りだくさん! |