有機ELテレビの比較
多くのメーカーから続々と新機種が発売されている有機ELテレビ。各社の特徴を紹介した上で、おすすめの機種を紹介します。
目次
各社製品の特徴を比較
メーカーごとに有機ELテレビの特徴を紹介します。
ソニー
ソニー独自の映像エンジンで画質に定評があるほか、ディスプレイ全体がスピーカーの役割を果たす「アコースティック サーフェス」により臨場感のある音響を楽しむことが出来ます。
発売当初はテレビとしてはかなり高額でしたが、現在は55インチ・65インチともに20万円台から購入できるようになりました。
パナソニック
ソニーと同じく、画質に定評があるのがパナソニックのVIERAです。
特に発色にこだわりがあり、美しい映像を楽しむことができます。
ソニーと同様、発売当初は手の届きにくい価格でしたが、現在は20万円台から購入できる機種もあります。ソニーとほぼ同じ価格帯になります。
東芝
家族で「テレビを観る」のにおすすめなのが東芝のレグザです。
東芝のテレビは昔から映像信号処理の技術に定評があり、この有機ELレグザでも映像信号処理の上手さを公式サイトなどでアピールしています。
価格はソニー、パナと比べるとやや高め。コスパはやや悪い。
LG
現在、世界で唯一大型テレビ用の有機ELパネルを量産している会社です。他社の有機ELテレビも全てLG製のパネルを採用しています(映像エンジンが異なるため、画質は異なる)
機種のラインナップも他社より多く、ローエンドからハイエンドまで幅広くそろっています。画質はLGのハイエンド機種がソニー、パナソニック並とイメージするとよいでしょう。
発売から時間が経った機種は20万円を切る価格で購入出来るので、とりあえず有機ELを試してみたいという人におすすめです。ローエンド機種でも、液晶からの乗り換えなら満足できるでしょう。
FUNAI(ヤマダ電機)
船井電機は東芝など大手メーカーのテレビなどを受託製造してきたメーカーです。自社ブランドでも以前から北米で展開しており、北米で4位のシェアを誇ります(日本メーカーとしては1位) 日本ではヤマダ電機でのみ購入できます。
2018年7月発売、最新世代の有機ELパネルを採用しており有機ELテレビとしても満足できる画質です。また、有機ELテレビとしては初めてハードディスクを内蔵しており、録画もスムーズです。日本製。
おすすめの有機ELテレビは?
項目ごとにおすすめの有機ELテレビを紹介します。
コスパで選ぶ
単に安い有機ELテレビが欲しいのであれば、発売から年数が経っているLGの有機ELテレビがおすすめです。唯一20万円を切る価格で購入できます。液晶テレビからの乗り換えなら、充分満足できる画質です。
価格はもう少し高くなってしまいますが、パナソニックのTH-55EZ950もおすすめです。パナソニック製なので画質は申し分ない水準です。実売価格を考えるとかなりお手頃です(発売当初は40万円以上の機種)
画質で選ぶ
200万円を超すような有機ELテレビの画質が「圧倒的」であることは言うまでもないことですが、ソニーのKJ-55A8Fの画質は普及品の中では群を抜いています。それでいて30万円を切る価格はお値打ちです。
また、ディスプレイ全体がスピーカーの役割を果たすソニー独自の音響技術も採用しているので、外付けスピーカーが無くても迫力ある音響を楽しむことができます。
動画ストリーミングを楽しむなら
YoutubeやHulu、Netflixなどの動画ストリーミングを利用するなら、有機ELテレビと一緒にスティックPCの購入をおすすめします。
スティックPCは「手のひらサイズ」のパソコンで、テレビの裏のHDMI端子(どの機種も装備)に挿すと、テレビがパソコンのように使えます。価格も1万円を切るお値段からと、お手頃です。2万円ほどしますが、DG-STK4Dというモデルを買えば、4K画質での動画ストリーミングも可能です(実証済み→実機レビュー)
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