有機ELテレビの人気ランキング
国内メーカーからも発売され、いよいよ離陸した有機ELテレビ市場。その中で売れ筋の「人気機種」というものも徐々に見えてきました。そんなわけで、最新の情報に基づいた「人気ランキング」を紹介します。
メーカー別の販売シェア
まずはメーカー別の販売シェアをご紹介します。
家電などの販売データを分析しているBCN社が2017年6月16日に発表したデータです
(元データ:ソニーが好発進、有機ELテレビ市場が立ち上がる | BCNランキング)
順位 | メーカー名 |
---|---|
1位 | ソニー |
2位 | LG |
3位 | パナソニック |
4位 | 東芝 |
ソニーが60%超と圧倒的な人気です。
機種別人気ランキング
続いて、機種ごとの人気ランキングを紹介します。
順位 | 価格.com | yodobashi.com |
---|---|---|
1位 | SONY KJ-55A1 | LG OLED65C7P |
2位 | LG OLED55B6P | LG OLED55C6P |
3位 | Panasonic TH-55EZ950 | LG OLED65E6P |
4位 | SONY KJ-65A1 | Panasonic TH-55EZ950 |
5位 | Panasonic TH-65EZ1000 | LG OLED65E7P |
6月27日時点の、価格.comとYodobashi.com(ヨドバシカメラ)の売れ筋ランキングです。
上で紹介したBCNのメーカー別シェアと照らし合わせると、価格コムのランキングの方がより実態に近いのかなあという感じがあります。
今後の展開はどうなる?
パナソニックと東芝が5月に、ソニーが6月に発売してまだ日が浅い状況ですから、まだまだ人気ランキングも大きく変動します。
ソニーは特に高級路線へのシフトを鮮明にしており、高級機種(大型モデル)のシェアは液晶テレビにおいても高くなっています。今後、有機ELテレビが普及に伴い価格帯が下がっていくと、他のメーカーのシェアが高まってくると思います。
また、シャープもテレビ用の大型有機ELパネルの開発を発表しているほか、2018年をめどに船井電機がヤマダ電機で有機ELテレビを販売すると発表しています。
新たな参入企業もあわせて、今後数年で有機ELテレビ市場の勢力は目まぐるしく変わっていくでしょう。