メガバンクのデビットカードの比較

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メガバンクならどのデビットカードが一番良いのか


三菱UFJ・みずほ・三井住友銀行をメガバンクと言う


 メガバンク(三菱UFJ、みずほ、三井住友)が発行するデビットカードでは、どれが最も良いのか。お得かどうかだけでなく、利便性も含めて詳しく比較します。



メガバンクのデビットカードを徹底比較!


 まずはメガバンクのデビットカードを、各項目で比較します。


基本スペックの比較


 デビットカードの「基本スペック」を一覧表にまとめます。


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名前
デザイン
国際ブランド
年会費
ポイント還元率
ポイントの種類
付帯保険
年齢制限
名前
ATM手数料
振込手数料
三菱UFJ-
JCBデビット
三菱UFJ-
VISAデビット
三井住友銀行
SMBCデビット
みずほ銀行
JCBデビット
SMBCデビット みずほ銀行JCBデビットカード
年10万円以上利用 or
23歳以下 無料
年10万円以上利用 or
23歳以下 無料
無料 年1回以上
利用で無料
0.3〜0.5%相当 0.2%〜 0.25% 0.2%
Oki Dokiポイント キャッシュバック キャッシュバック キャッシュバック
国内外旅行保険
ショッピング保険
ショッピング保険 ショッピング保険 海外ショッピング保険
国内外旅行保険
15歳以上
(中学生は除く)
15歳以上
(中学生は除く)
15歳以上
(中学生は除く)
15歳以上
(中学生は除く)
三菱UFJ-
JCBデビット
三菱UFJ-
VISAデビット
SMBCデビット みずほ銀行
自行ATMが
8:45〜21時無料
自行ATMが
8:45〜21時無料
自行ATMが
いつでも無料
自行ATMが
8:45〜18時無料
216円 216円 216円 216円


 デビットカードのサービスに加え、銀行口座としてのATM手数料と振込手数料を一覧表にまとめてみました。


 続いて、各項目を詳しく紹介していきます。


年会費・ポイント還元


 まずはデビットカードとしての「お得」を左右する年会費とポイント還元について詳しく比較します。まずは年会費から。


無料になる条件 年会費
三菱UFJ 年10万円以上の利用
23歳以下
1080円
三井住友 条件無く無料
みずほ 年1回以上の利用
23歳以下
1080円

 年会費が一切掛からない三井住友銀行のSMBCデビットが最も条件が良く、続いてみずほ、一番厳しいのは三菱UFJとなっています。


 続いてポイント還元を比較します。


還元率 ポイントの種類
三菱UFJ(JCB) 0.3〜0.5%相当 Oki Dokiポイント
三菱UFJ(Visa) 0.2%〜 キャッシュバック
三井住友 0.25% キャッシュバック
みずほ 0.2% キャッシュバック

 三菱UFJ-JCBデビットは、JCBカードが発行している「Oki Dokiポイント」で還元され、そのポイントを交換する商品によって還元率が変動します。現金や他のポイント、あるいは千葉県某所にある世界的テーマパークの入場券やグッズと交換できます。


 三井住友は独自ポイントでの還元も選択出来ますが、三井住友カードを持っている人でないと貯めたポイントを利用することが出来ません。


三菱UFJ銀行




海外で使うなら?


 海外で使う場合はどうなのか。まずは海外で使う際に掛かる「海外事務手数料」を比較します。


手数料
三菱UFJ(JCB) 3.0%
三菱UFJ(Visa) 3.0%
三井住友 3.0%
みずほ 3.4%

 いずれもJCB、もしくはVISAが指定したレートに各銀行が手数料を上乗せしています。みずほが一番高いです。


 なお、JCBカードが使えるのはハワイや台湾など一部地域に限られます。海外での利用を考えている場合は、VISAデビットカードをおすすめします。


 というわけで、三菱UFJ-VISAデビットとSMBCデビットが良いと言えます。


付帯保険の比較


 カードに無料で付いている「付帯保険」を比較します。


旅行保険 ショッピング保険
三菱UFJ(JCB) 最大3000万円 年最大100万円
三菱UFJ(Visa) - 年最大100万円
三井住友 - 年最大100万円
みずほ 最大3000万円 年最大100万円

 三菱UFJ-JCBデビットと、みずほが優れています。年会費の差が現れやすいのが付帯保険の部分なので、「年会費無料」のSMBCデビットはやや不利でしょう。


補償額
三菱UFJ(JCB) 年500万円まで
三菱UFJ(Visa) 年100万円まで
三井住友 年100万円まで
みずほ 年500万円まで

 カードの不正利用被害の補償上限額にも差があります。
 デビットカードは口座(普通預金)の残高以上の金額を使えないので、補償上限額以上の金額を置いておかないようにしておけば安全です。


結論


 最後にまとめます。


おすすめ出来ないのは「みずほ」 致命的欠点も


みずほ銀行


 ポイント(キャッシュバック)還元率が最も低いのと、海外事務手数料が高いこと以外は一見すると大きな欠点が無いようにも見えますが、みずほJCBデビットには他の銀行のデビットカードには無い致命的欠点があります。


 実は「みずほJCBデビット」にはカードを使えない時間帯があるという大きな欠点があります。


 「毎週」土曜日の22〜24時と、毎月第1・4土曜日の早朝3〜5時にカードの利用が停止します。土曜日の22〜24時というと、自宅でネット通販をしたり、飲みに出かけて会計をする時間帯かもしれません。非常に不便です。


 それに加え、みずほは「システム改修」のため銀行のシステム全体を停止するイベントを定期開催しています。2018・19年上半期までの間に合計9回の停止を予定しており、その間(だいたい3連休に開催)はATMでお金を引き出すことも出来ないため不便です。


おすすめは三井住友・三菱UFJ


 メガバンクでデビットカードを作るのであれば、三井住友銀行か三菱UFJ銀行をおすすめします。


三井住友銀行


 年10万円(月8400円ほど)使う予定が無い人はSMBCデビット、それ以上使う人は三菱UFJ-JCBデビットがおすすめです(三菱の方がポイント還元率が高い)


 また、三井住友銀行と三菱UFJ銀行はお互いの銀行のATMを「無料で」使えるようにする方向で検討を進めています。2019年前半から始まる予定で、そうすると無料で使えるATMの台数が格段に増えます。




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