マカフィー・リブセーフ2019の評価レビュー

マカフィーの評価


マカフィー・リブセーフの操作画面


 PC草創期に日本でもトップシェアを誇っていたセキュリティソフトです。現在はインテルの傘下にあります。


 昨年の2018年版で大幅に進化して、他のメジャーなソフトと並ぶ性能・使い勝手を実現し、ようやく候補の一つとして検討できる内容になりました。


 2018年11月末に登場した最新版「2019」を10日間にわたりテストした結果をレポートします。


軽さ ウイルス対策 通信保護 脆弱性対策 WEB保護 ネット銀行保護 PC盗難対策 ID/パス管理 保護者機能

7点
99.87% Firewall
IPS
他のソフトと比べる → セキュリティソフトの比較

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マカフィー・リブセーフ2019の評価(総評)


セキュリティ性能


セキュリティ性能(安全性)は?  セキュリティ性能は総合的に評価して高いと言える水準です。


 数年前まで長らく、多くのウイルス検出テストで下位の結果を残し続けており、性能に不安がある旨は当サイトでも指摘し続けてきました。しかし、2017年にウイルス検出エンジンを一新して以降は、安定して平均的な結果を出すようになっています。


 その他、他の多くのセキュリティソフトにはまだ無い脆弱性対策機能(「アプリの更新」)などもあり、総合的なセキュリティ対策が可能です。


マカフィー・リブセーフ2019のセキュリティ機能トップ

保護状態を一つの画面で確認できる

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動作の軽さ


評価方法
起動時間 WEBサイト
5ページ同時読込
アプリ起動
(Excel)
マカフィー 33.79秒 6.54秒 0.546秒
ソフト無し 31.92秒 5.86秒 0.485秒
増減
5.9% 11.6% 12.4%

動作の軽さは?  


 動作は軽いといってもよい使用感です。Core i5-6600のPCで10日間使用しましたが、ストレスになるほどの不満は無く使うことができました。古いPCや低スペックのPCでも問題無く使えるでしょう。


 ただ、何かソフトを起動した際に少しタイムラグというか、若干の「もたつき」が見られました。例えばExcelを起動した際に、Excel自体の起動はすぐに立ち上がってそこからワンテンポ遅れてExcelのデータが表示されるような感じです。容量がファイルを開く際に、特にタイムラグが大きくなったように感じました。


購入・価格一覧

台数制限無/1年 5000円
台数制限無/3年 7000円
公式サイトで購入する
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AndroidMaciPhoneにも対応

購入時の「自動更新」設定にご注意


 公式サイトから購入する際に、注意しないと契約を「自動更新」する設定になってしまうので気をつけてください。


マカフィー・リブセーフ2019の購入時の「自動更新」に注意

「後で行う」を選択しましょう

 このようなライセンスの「自動更新」は忘れた頃に課金されるなど、トラブルが多いので推奨しません。上の画面で「後で行う」を選択してください。そもそも「自動更新」に設定しないと「ウイルス対策保証」が受けられないセキュリティソフトって、一体何なんでしょう・・


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以下、各機能の詳細な解説が続きます

各機能の詳細・評価


ウイルス・スパイウェア対策


4テスト
平均
AV-TEST
2019/3-4月
AV-Comparatives
Real-World Reference Real-World
2019/3
Malware Protect
2019/3
99.87% 100% 100% 99.50% 99.99%
他のソフトと比べる → ウイルス検出率ランキング

 冒頭でも紹介したように、数年前までは長らくウイルス検出テストの「下位常連」でした。しかし2017年にウイルス検出エンジンを一新した結果、それ以降の検出テストでは有料セキュリティソフトの中でも平均的な結果が続いています。


マカフィー・リブセーフ2019のウイルススキャン画面

クイックスキャン中の画面

 簡易的なスキャンをおこなう「クイックスキャン」や、PCが何もしていないアイドリング時に自動でスキャンする機能もあります。


脆弱性対策


 「アプリの更新」という機能です。
 PCにインストールしたソフトウェアには、脆弱性といってセキュリティ上の欠陥が含まれる場合があります。そうした脆弱性が発見されると修正プログラムが配布されますが、それらをしっかりと適用(更新)できているユーザーは多くありません。


 マカフィーの「アプリの更新」を利用することで、PCにインストールしてある主要なアプリケーションの更新状況を一括で検査し、更新漏れがある場合はワンクリックで更新することができます。


マカフィー・リブセーフ2019の「アプリの更新」検知画面

「更新漏れ」を検知した

 あらゆるアプリケーションに対応しているわけではありませんが、主要なもの(≒狙われやすい)には一通り対応しています。
 重要な機能ですが、こうした機能が一切無いセキュリティソフトも多いので、この点は高く評価できます。


 自動でスキャンして更新漏れを知らせることも可能ですし、更に自動で更新をインストールするように設定することもできます(初期設定ではインストールはユーザーの操作が必要)


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ウェブサイトの安全対策


ブラウザに「Mcafee WebAdvisor」というアドオンを追加することで利用できる機能です。なお、このアドオン自体は無料で配布されており、マカフィーを購入しなくても利用できます。


マカフィーリブセーフ2018のウェブアドバイザー

検索結果にサイトの安全性を表示する

 検索エンジンの検索結果画面にサイトの安全性を表示する機能(上の画像)や、閲覧しているサイトの安全性を診断する機能があります(画像下)


マカフィーリブセーフ2018のウェブアドバイザー

閲覧中のサイトの安全性を表示する

 フィッシング詐欺やアクセスすることでウイルス感染するリスクのあるサイトの閲覧を防止するための機能です。


 この他、ウェブから何かダウンロードした際に、そのファイル即座にスキャンする機能は他のセキュリティソフトにも当たり前のようにありますが、マカフィーではブラウザ上にスキャンしていることを表示する機能があります。


マカフィー・リブセーフ2019のウェブダウンロードのスキャン画面

ブラウザの右上にポップアップが表示

ネットワークの監視


 「マイネットワーク」という機能で、自分のPCが接続しているネットワークに、他にどんな端末が接続している(していた)か分かる機能です。身に覚えがない端末が接続されていないか確認できます。


マカフィーリブセーフ2018のマイネットワーク(ネットワークの監視)


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True Key(パスワード管理機能)


 ウェブサイトにログインする際に使うIDとパスワードをまとめて管理できる機能です。


マカフィーのTrue Key


 メリットとしては、まず端末横断的にパスワードを共有できる点があります。
 アプリをインストールすれば、スマホやタブレット、PCと異なる端末間で同じ情報を共有し、利用することができます。


 また、マスターパスワードを一つ覚えておけば後はTrue Keyに保存しておけるので、複雑なパスワードを設定してTrue Keyに記憶させておけばセキュリティの向上も期待できます。  マスターパスワードだけでなく、顔認証や指紋認証による利用も可能です。


データの完全消去


 PCからデータを消去する際、「ゴミ箱」から消すのが一般的ですが、それでは専用のソフトを使うことでデータを復元できる可能性があり、個人情報の流出につながることもあります。
 そうした復元ソフトによる復元を「困難」にする方法でデータを消去できる機能です。


マカフィー・リブセーフ2019の「シュレッダー」でデータを完全抹消


 削除したいデータを右クリックで選択すればマカフィーの「抹消」というメニューが表示されるので、そこから簡単に削除できます。
 削除にはやや時間が掛かり、例えば合計1.2GBの動画データを抹消するのに1分近く掛かりました。


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パソコンの最適化(新機能)


 2019年版からの新機能です。


 まず「アプリの最適化」は、インストールされている個別のアプリを認識し、起動や動作を改善するそうです。マカフィーのテストによれば6〜14%の改善効果があるそう。体感では特に変化は感じませんでしたが。


マカフィー・リブセーフ2019の「アプリの最適化」


 もう一つは「ブラウザの最適化」です。
 ブラウザにアドオンを追加することで、ネットサーフィン中にアクセスしたサイトに埋め込まれている「自動再生動画」を検知し、再生を停止することで動作の改善や通信量の削減を狙ったものです。


マカフィー・リブセーフ2019のウェブブースト

レポート画面で効果を確認できる

保護者機能(セーフファミリー)


マカフィー・リブセーフ2019の有害サイトフィルタリング(セーフファミリー)

有害サイトのフィルタリング

 子どもがいる家庭向けの機能です。
 2019年版から大幅に変更されました。「セーフファミリー」という専用のソフトを別途インストールする必要があります。


 詳細な機能としては以下のとおりです。


  • 有害サイトのフィルタリング
  • 子どものPC動作を記録
  • 個別アプリやウェブ利用時間の制限
  • 位置情報の取得(要GPS)

 フィルタリング精度は優秀な方ですが、本機能を使うことでPCの動作が遅くなりました。また、お子さんの行動を「監視」できるため、使用にあたっては親子でよく話し合うことをおすすめします。


マカフィー・リブセーフ2019のセーフファミリーのレポート画面

フィルタリングのレポート画面

 一部機能が使えない場合もありますが、WindowsのPCだけでなくAndroidやiOS(iPhoneやiPad)でも使えます。


マカフィー・リブセーフ2019のセーフファミリーでPCの利用時間帯を制限できる

利用時間帯の制限 曜日ごとの設定も可能

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他のソフトを見てみる


マカフィーと比較したいソフト


ESET
ESET

 マカフィーと比較して動作の軽さではもう一ランク上、セキュリティ性能ではマカフィーの方が上というのが総合評価です。

 3年版の価格がとても安いので、マカフィーの「台数無制限」に魅力を感じない人(5台くらいでいい等)にはESETの方が良いでしょう。


評価レビュー 公式サイト(購入・無料体験版)

ノートン
ノートン

 軽さではマカフィーより一段上、セキュリティ性能では互角です。

 操作画面もマカフィーと比べてスッキリしているので、初心者の人にはこちらの方が易しいと思います。1台だけでいい場合はノートンの方がお得ですが、複数台に使いたい場合は価格面でマカフィーに劣ります。


評価レビュー 公式サイト(購入・無料体験版)

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ユーザーの口コミ評価


総合評価

1.9点
動作の軽さ

2.5点
使いやすさ

2.4点
機能

2.4点

口コミレビュー22件を読む
公開:2019年1月16日 年代:60代〜 性別:男性 PC習熟度:上級者
総合評価

1点
動作の軽さ

3点
使いやすさ

2点
機能

2点
コメント マカフィーセキュリティーのファイルウオールですがウインドーズのアップデート後、ファイルが無効になるセキュリティーとメンテナスで確認。マカフィー側では有効と表示されいてる。アンインストールし再インストールすると修正されるが、又、ウインドーズのアップデートされると、再発します。その都度再インストールを繰り返す事は出来ない。サポートの回答も再インストールのみで技術力が無くこんなソフトは使えない。他のソフトに切り替えを考えています。バンドルされていたPCなので残念です。PCメーカーも無責任です。
 
公開:2018年12月8日 年代:40代 性別:男性 PC習熟度:上級者
総合評価

2点
動作の軽さ

2点
使いやすさ

2点
機能

3点
コメント BBセキュリティ「Yahoo」のMcAfeeでお試しで使用しましたが、スーパーセキュリティ「BitDefender系」とESETで、安全性が確認済みで誤検知されないフリーソフトが、McAfeeでは検知扱いになりそのソフトのexeファイル等が抹消されていました。

現在、保管フォルダー&ファイル等の状況を確認中です。

現行最新版とプロバイダーサービスのMcAfeeで、違いがあるのでしょうか?
 
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