- 2018年10月22日更新
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パスワードマネージャーの比較
スマホやPCでパスワードを安全に管理するのに役立つ「パスワードマネージャー」 安全のために使うのに、実は中にはセキュリティ上のリスクを抱えたものも少なくありません。信頼できるパスワードマネージャーを一覧で比較します。
パスワードマネージャーの比較
主要なパスワード管理アプリ・ソフトの機能を比較します。
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非表示ボタン | ||
名前 | ||
アイコン | ||
機 能 |
自動ログイン | |
パスのインポート | ||
アプリのパス入力 | ||
パス自動生成 | ||
パス強度診断 | ||
住所など自動入力 | ||
解 除 | マスターパス | |
指紋 | ||
日本語対応 | ||
提供元企業 | ||
価格 /1ユーザー毎 | ||
対 応 O S |
Windows | |
Mac | ||
iOS | ||
Android | ||
コメント | ||
名前 |
パスワード マネージャー |
1Password | Lastpass | Keeper | dashlane | |
一部 | 一部 | 一部 | 一部 | ||
日本 | カナダ | 米国 | 米国 | 米国 | |
年1831円 | 年35.88ドル | 年24ドル | 年3600円 | 年39.96ドル | |
ウイルスバスターの トレンドマイクロ社 現在iOSで使用不可 |
定番 | 定番 | |||
パスワード マネージャー |
1Password | Lastpass | Keeper | dashlane |
パスワードマネージャーとは?
パスワードマネージャー(パスワード管理アプリ・ソフト)について、簡単に解説します。
選び方のポイントと注意点
パスワードマネージャーを選ぶ上で最も重要なのは、言うまでもなく「安全性」です。
ネットバンキングを含めWebサービスのパスワードは家の鍵と同じです。その鍵を信頼できない相手に預けることは、絶対にあってはならないことです。
無料だから危険、有料だから安全ということはありません。しかし有料版でそれなりに名の知られた管理アプリの方が安全であるということは言うまでもないことです。
無料の訳のわからないパスワード管理アプリを使うくらいなら、ブラウザに保存しておくことをおすすめします。
使う意義とメリット
パスワード管理アプリを使う意義として「パスワード管理が楽になる」というのは分かりやすいですが、もう少し掘り下げてみます。
- 自動入力で自動ログイン
- 異なる端末間で共有できる
- パスワードの使い分けが楽になる
- 住所など個人情報も自動入力できる
パスワード管理アプリにはパスワードを自動入力し、自動でそのままログインする機能があるものもあります。ウェブサイトのログイン画面を開くだけで自動にログインしてくれるので楽です。
また、PCやスマホなど異なる端末間でパスワードを「共有」できるものも多いです。使うブラウザによる違いも関係なくパスワードを共有出来る点は、ブラウザにパスワードを保存するよりも利便性が高いです。
住所やクレジットカード情報などを予め保存しておくと、入力フォームに自動で情報を入力する機能があるものもあります。初めて利用する通販サイトなどで便利です。
「使い分け」については後ほど詳しく解説します。
デメリットもある
一方でデメリットもあります。
一番大きいのは、費用が掛かる点です。
1ユーザーあたり年間で2000〜3000円という価格設定のものが多く、毎年その費用が発生します。
また、注意点のところでも触れましたが、パスワード管理アプリ自体がセキュリティリスクとなる場合もあります。適切なものを選んで使う必要があります。
効果的な使い方
最後に、パスワードマネージャーの効果的な使い方を紹介します。単にパスワードを保存するだけでは、その価値を充分に発揮しているとは言えません。
世界的に、大規模な情報流出事件が相次いでいます。米国のヤフーやAdobeなどから、時に数百万人単位の個人情報が流出し、中にはIDやパスワードが流出するケースもあります。
そうして流出したパスワードなどの情報は闇市場で売買され、不正ログインや「なりすまし」に悪用されるケースが相次いでいます。
それを防ぐためにも、パスワードの強度を高めるのはもちろん、パスワードを「使い回し」することを止めることが重要です。
パスワードを使い回してしまう理由として、一つ一つ異なるパスワードを設定すると「覚えられない」という問題がありますが、パスワードマネージャーを使えば覚える必要が無くなるわけで、使い回しをする必要が無くなります。
また、パスワードマネージャーには「パスワードジェネレータ」といって、解析されにくい安全なパスワードを自動で生成する機能があるものもあります。安全なパスワードを自分で考える必要もありません。
パスワードマネージャーを導入したら、既に登録済みのパスワードを再点検することをおすすめします。