2018年最新のウイルス検出率のランキング【Windows版】

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ウイルス検出率ランキング


 世界各国の調査機関が発表している、ウイルス(マルウェア)の検出率ランキングをまとめました。それぞれ調査方法や、評価の対象となるウイルスが異なるため、結果に若干のバラつきが見られます。各社「○○調査で検出率100%を獲得!」などと宣伝していますが、一つの調査だけでなく複数を見比べて、良し悪しを判断するのが賢明です。



総合セキュリティソフトの比較

各ソフトの機能や性能を一覧で比較できます

主要3テストの結果


 当サイトで通常引用している、主要な3つの調査機関のテスト結果です。
 更新のタイミングなどにより、レビューなどに掲載しているものと一部異なる場合がありますが、以下に掲載しているものが最新版です。 過去の成績:2016年 2017年上半期


4テスト
平均
AV-TEST
2017/7-8月平均
AV-Comparatives Virus Bulletin
2017年10月
Real-World
Testing
reference set
Tests
Real-World
Protection
2017年10月
Malware Protection
Tests
2017年9月
既知ウイルス 未知ウイルス 既知+未知
の加重平均
ウイルスバスター 100% 100% 100% 100% 100%
ZEROスーパーセキュリティ 99.99% 100% 100% 100% 99.95%
ノートン 99.92% 100% 100% 99.7% 99.98%
カスペルスキー 99.92% 100% 100% 99.7% 99.96%
AVIRA有料版/無料版 99.91% 100% 99.95% 99.7% 99.97%
Emsisoft 99.85% 99.7% 99.99% 91.64% 71.9% 85.06%
F-Secure 99.85% 99.50% 99.95% 100% 99.93%
Avast有料版/無料版 99.79% 99.5% 99.95% 99.7% 99.99% 94.68% 67.94% 85.77%
AVG有料版/無料版 99.79% 99.50% 99.95% 99.7% 99.99% 94.07% 67.89% 85.34%
マカフィー 99.75% 99.5% 99.95% 99.7% 99.86%
G Data 99.70% 99.50% 99.90% 86.14% 75.4% 82.56%
クラウドセキュリティZERO 99.32% 99.00% 100% 98.4% 99.88% 91.47% 71.87% 84.94%
ESET 99.15% 98.45% 99.90% 98.4% 99.86%
Windows Defender 98.94% 98.00% 99.80% 99.1% 98.86%
ZEROウイルスセキュリティ 98.65% 97.5% 99.8% 78.67% 53.77% 70.37%
「4テスト平均」はAV-TESTとAV-Comparativesの平均を指す
AV-TESTは7月と8月の各テスト結果の平均値を掲載



未知ウイルスの検出性能


 今や1.5秒に1個という驚異的な勢いで新たに生み出されるウイルス。数分おきに定義ファイルの更新をしても、その定義ファイルに沿って検出をする従来の手法は限界に達しているという指摘も多いです。
 そこで注目されているのが、プログラムの「動き」に注目して、定義ファイルに無いウイルスもいち早く検出する「ヒューリスティックスキャン(未知ウイルス検知)」です。そうした未知ウイルスの検出率のランキングを紹介します。


ソフト名 AV-Comparatives
2015年3月
Virus Bulletin
2016年6月
スーパーセキュリティZERO 99% 65.7%
クラウドセキュリティZERO 93% 65.4%
カスペルスキー 92%
ESET 86% 71.4%
Emsisoft 76% 65.5%
avast有料版/無料版 67% 62.1%
Microsoft Security Essentials
Windows Defender
53%
PC Matic 87.3%
Avira 69.5%
G Data 66.7%
Quick Heal 65.3%
AVG 56.9%
360 Total Security 54.3%
ウイルスセキュリティZERO 53.3%



ランサムウェアの検出率


 最近何かと世間を騒がせているランサムウェア(身代金ウイルス)の検知率のデータをまとめてみました。


 AV-Comparativesが2016年9月に実施したテストと、AVLabが2016年10月に実施したテストです。後者の結果は28種類のランサムウェアの内、防御できたものの数を掲載しています。


ソフト名 AV-Comparatives
2016年9月
AVLab
2016年10月
ランサムウェア
検出率
ウイルス全般
検出率
誤検出 検出数
(28種中)
検出率
AVIRA有料版 100% 100% なし 27 96%
スーパーセキュリティZERO 100% 100% なし 27 96%
ESET 100% 100% なし 27 96%
カスペルスキー 100% 100% なし 28 100%
PC Matic 100% 100% 非常に多い
ウイルスバスター 100% 100% 非常に少ない 28 100%
AVG有料版 / 無料版 99.9% 99.9% なし 26 93%
マカフィー 99.7% 99.5% なし 23 82%
Panda Free Antivirus 99.7% 99.5% 少ない 26 93%
Webroot 98.9% 93.5% なし 23 93%
360 Total Security 28 100%
G Data 28 100%
Quick Heal 28 100%
F-Secure 28 100%
SecureAPlus 28 100%
Emsisoft 28 100%
avast有料版 27 96%
Dr.Web Security Space 27 96%
avast無料版 26 93%
ノートン 25 89%
クラウドセキュリティZERO 25 89%
Ad-Aware antivirus free 25 89%
Avira無料版 23 82%
Webroot 23 82%
Windows Defender 11 39%

解説と補足


AV-TEST


 ドイツの研究機関によるWindowsセキュリティソフトの性能試験結果です。
 Real-World Testingについては、サンプル数が少なすぎるのではないかという気はします。


AV-Comparatives Real-World Protection


 オーストリアの調査機関によるWindowsセキュリティソフトの性能試験結果です。「Real World」はその名の通り、現実世界のユーザーの使い方に則した評価がされており、静的なファイルだけでなく動的なファイルも評価の対象となっています。


AV-Comparatives File Detection Tests


 実際のパソコンにそれぞれのセキュリティソフトをインストールして、ウイルスを検知させるという形で検査を行っています。直近に採取された10万種のウイルスの検知数によって検出率が決定します。


Virus Bulletin


 イギリスのコンピューターセキュリティ雑誌による調査です。私の実感(後述)に近い結果が出ていますし、セキュリティ業界でも評価の高い調査です。


問題点

 「ウイルス検出率テスト」はセキュリティ・IT業界からしばしば批判を浴びています。検出率の結果が悪いからという理由でセキュリティソフトのメーカーがテストをボイコットすることもありますし、そもそもテスト自体の実効性を疑問視する声もあります。


 私は2007年から様々なセキュリティソフトをテストし続けていますが、「このソフトの検出率が高いなんて、信じられない」という感想を持つこともあります。「検出率上位」のあるソフトをしばらく使った後、他のソフトに乗り換えてすぐにウイルススキャンをしたところ、「1〜2個のウイルス・スパイウェアを検出した」(しかも危険度が高いもの)という経験が何度かあります。直前まで使っていたソフトは検知出来ていなかった、ということです。


 しかしながら、私一人で何千・何万ものウイルス(しかも新しいものでないと意味がない)を収集し、全てのソフトで検出率を調査することは不可能です。よって、上で紹介している「検出率」を評価として引用しています。


機能・性能の比較は


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全方位からしっかり守る。総合セキュリティソフトの比較

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無料セキュリティソフトを比較・評価しています。




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