パソコンに付いているマカフィー、どうすればいい?
パソコンを買うと、「マカフィー」がプリインストールのソフトとして付いている場合が多いです。「いらない」と感じる人も多いようなので、対処方法を紹介します。
目次
なぜマカフィーがプリインストールされているのか
まずは、どうしてマカフィーがインストールされているのか、その背景にある事情を説明します。
更新料で収益を上げるビジネスモデル
マカフィーの「試用版」あるいは製品版をプリインストールしているパソコンメーカーは多くあります。プリインストールされているセキュリティソフトは、ほとんどがマカフィーです。
プリインストールとして採用してもらうには、ソフト会社からパソコンメーカー側に販促費などが支払われる場合も多いため、メーカー側にも採用するメリットがあります。
一方、プリインストールされているソフトは、使用期限が切れるとユーザーがお金を払って契約更新する可能性がとても高いです。セキュリティソフトのメーカー側にとっても、お金を払ってでも「いれてもらう」ことで売上に繋がる期待があります。
不要だと感じる場合の対処方法
ですがそんなプリインストールのソフトを「いらない」と感じる人も多いでしょう。マカフィーが不要の場合の対処方法を紹介します。
いらないならアンインストールすべき
マカフィーが不要な場合は、アンインストールして何の問題もありません。
今はWindows10にWindows Defenderというウイルス対策機能が標準で付いており、アンインストールしても最低限のセキュリティ対策が出来るようになっています(マカフィーよりはセキュリティは多少劣る)
特にPCに詳しくないユーザーの場合、マカフィーの期限切れに気づかず使い続けてしまうケースもあるようです。そうするとセキュリティ上「非常によろしくない」ので、それならばマカフィーをアンインストールしてWindows Defenderに頼った方が圧倒的に良いです。
また、以前使っていたPCで使っていたセキュリティソフトなど、自分で用意したものがあれば代わりにインストールしてもOKです。セキュリティソフトは「併用」するとトラブルが起こるので、マカフィーをアンインストールしてからインストールしてください。
期限が切れるまで使い続けるのがお得
一部メーカーのプリインストールは「試用版」ということで使える期間が短いですが、中には1年や3年と長い期間使えるものもあります。
例えば3年版のマカフィーの場合、定価は7980円です。それならば最後まで使い続けた方がお得ではないでしょうか。
マカフィーより良いソフトはたくさんある
期限が切れた時の「更新」については、よく検討することをおすすめします。
マカフィーよりも「良い」セキュリティソフトもありますし、値段が安いものもたくさんあります。特にマカフィーの更新用ライセンスは値引きが少なく割高です。
マカフィーを使い続けるにしても、更新版ではなく自分で製品版のライセンスキーを買ってきた方がお得な場合も多いです。