病院でもデビットカードは使える?
時には支払い額が大きくなる病院での支払い。治療費や入院費はデビットカードで払えるのか、実際に使ってみた体験をふまえて解説します。
目次
病院でデビットカードを使ってみた
実際に私が病院でデビットカードを使って支払いをした時の体験談を紹介します。
入院費編
先日、家族が手術のため入院しました。諸々で414394円という費用を退院時に支払う必要がありましたが、その全額をJCBデビットカードを使って支払いました。
退院時に「入退院カウンター」というところがあるので、そこに診察券などを持っていくと費用を精算してもらい、その場でデビットカードを渡すと支払い完了です。お店に置いてあるような「読み取り機」にカードを挿して、パスワードを入力しました。
治療費編
入院するまでに何度か診察があり、付き添った際にもデビットカードで診察料を支払いました。
大きな病院なので、自動支払機で支払うのですが「カード専用」の支払い機があり、そこで支払いました。診察カードとデビットカードを機械に入れ、パスワードを入力するだけです。
カード払いできる病院は増えている
残念ながら全ての病院・医療機関でデビットカードを使えるわけではありません。
大病院なら対応済みのところが多い
街中にあるような個人病院やクリニックのようなところでは、残念ながらクレジットも含めて「カード非対応」というところが多いです。私の掛かりつけの病院・歯医者で使えるところは無いです。
しかし、ある程度の規模の病院であれば「カード可」としているところが多いです。大学病院や市民病院、国立病院などでは使えるところが多いです。クレジットカード利用可であれば、JCBやVISAのデビットカードも問題なく使えます。
病院でデビットカードを使うメリット
今回、入院費や診察料をデビットカードで払って感じた「メリット」を紹介します。
ポイントが貯まってお得
病院での支払いであっても、普段の買い物と同じようにデビットカードのポイントが付きます。
今回支払った入院・手術費は41万円でしたが、ポイント還元率1%の楽天銀行JCBデビットカードで払ったので、4100ポイントも付きました。退院祝いにおいしいものを食べに行けますね。
ATMに行く手間を省ける
時に高額になる治療費や入院費。現金で支払うとなると、手持ちだけでは足りないのでATMに行ってお金を引き出す必要があるでしょう。
カードが使えるような大病院では、院内にATMが設置してあることも多いですが、混雑している場合もあるので並ぶのは大変です。
デビットカードを使えば、ATMに行ってお金を引き出す必要が無いので楽です。
クレジットカードよりも限度額が大きい
お金を引き出す必要が無いのは、デビットカードだけでなくクレジットカードにも言えることです。
ですがクレジットカードには「限度額」があります。一般的なクレジットカードだと、月30万円程度となっていることが多いでしょう。これでは今回支払った入院・治療費を払うには足りないです。
デビットカードの場合、限度額の制限がクレジットカードと比べて「緩い」です。
例えばGMOあおぞらネット銀行のデビットカードの場合、1日の限度額を最高500万円に設定できます。他のデビットカードも、数百万円という限度額のものが多いです。
ただし、初期設定では50万円程度のになっていることが多いので、利用する前に変更してください(WEBから簡単に設定変更できる) また、口座の残高以上の金額を利用することも出来ないので、残高にも気をつけてください。
現金より支払いがスムーズ
ATMに行く必要が無くなるだけでもスムーズですが、それ以外にもメリットがあります。
私が利用した病院では、「現金用」の自動支払機が5台に対し、「カード用」が1台しかありませんでした。
しかし、現金用には高齢者の長い列が出来ているのに対し、カード用の自動支払機の待ち人数はゼロ。全く待たずに使えました。