G DATAインターネットセキュリティ2018の評価レビュー

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G Data2018の管理画面

「重い」という評判どおり?

 ドイツのG DATA Software AG社のセキュリティソフトです。1987年からアンチウイルスソフトを販売している会社で、本国ドイツでは一定のシェアを獲得しています。

 ウイルス検出性能が高いものの動作は重い、という世間の評価はどうなのか。最新の2018年版を4日間にわたりテストした結果をもとにレビューします。

軽さ ウイルス対策 通信保護 脆弱性対策 WEB保護 ネット銀行保護 PC盗難対策 ID/パス管理 保護者機能

5点
99.48% Firewall
IDS
他のソフトと比べる → セキュリティソフトの比較


G Data2018の評価(総評)


セキュリティ性能


セキュリティ性能(安全性)は?  長年にわたり数々のウイルス検出テストでトップクラスの好成績を誇っていたものの、ここ数年は平均的な成績に落ち着いています。以前と比べるとやや寂しいです。


 アンチウイルス以外の機能については、一見すると豊富に揃っているように見えますが、実際には他のソフトが「アンチウイルス」とか「WEB保護」といった形でひとまとめにしている機能の数々を細かく切り出して多く見せているだけ。特別機能が多いというわけではありません。


G DATA2018の設定画面


 冒頭からやや辛口のコメントになってしまいましたが、総合すると「平均的な」レベルのセキュリティ性能という評価になります。決して他より劣っているわけではありませんが、特別優れているとも言えません。


動作の軽さ


評価方法
起動時間 WEBサイト
5ページ同時読込
アプリ起動
(Excel)
G DATA 41.24秒 12.64秒 0.668秒
ソフト無し 36.49秒 4.71秒 0.499秒
増減
+13.0% +168.3% +33.9%

動作の軽さは?  もはや重いセキュリティソフトの代名詞的存在であるG DATA。毎年レビューを書き直していますが、やはり今年も「重い」と言わざるを得ない結果となりました。当サイトで紹介している全セキュリティソフトの中でも最も重いです。


 とはいえ、Core i5-6600搭載のPCではフリーズする場面は無く、使用感が著しく悪いというわけでもありませんでした。4日間使いましたが、途中でアンインストールしたくなるほどの重さではありません。
 5年以上前に試した時はしばしばフリーズも見られたので、当時と比べれば大分軽く感じます(PCの性能向上によるところが大きいような・・)


 使っていて不満に感じたのは、ブラウザで画像が多いサイト(楽天など)にアクセスした際の読み込みです。少々時間が掛かりました。画像が多くないサイトであれば、ストレスに感じるほどではありませんが。
 5ページ同時の読み込みテストでは、CPU使用率が一時的に100%になったのが印象的でした。


Octane2 JETSTREAM1.1
G DATA 34355 200.71
ソフト無し 35955 202.27
増減
-4.45% -0.77%

 ブラウザのベンチマークテストの結果についても、やや悪い結果となりました。


G DATA2018の設定画面(パフォーマンス)


 PCのスペックにあわせて、G DATAの負荷を小さくすることも可能ですが、セキュリティ性能が落ちるのでおすすめしません。動作は確かに軽くなりましたが、それなら最初から軽いセキュリティソフトを選ぶべきです。


 以上をふまえて、一定程度のスペックのPC(Core i5など)での使用をおすすめします。




購入・価格一覧

1台/1年 2896円
1台/3年 3868円
3台/3年 4840円
公式サイトで購入する
無料体験版をダウンロード

 上位版として「G DATAトータルセキュリティ」があります。
 「インターネットセキュリティ」にシステム最適化、データ暗号化などの機能を追加した内容です。セキュリティ対策としてはインターネットセキュリティで十分です。


以下、各機能の詳細な解説が続きます

各機能の詳細・評価


ウイルス・スパイウェア対策


AV-TEST
2018/3-4月
AV-Comparatives
Real-World Reference Real-World
2018/3
Malware Protect
2018/3
98.95% 100% 不参加
他のソフトと比べる → ウイルス検出率ランキング

 冒頭でも紹介したように、以前は「トップクラス」の検出性能をほこっていたものの、現在は平均か平均をやや下回るレベルです。


 G DATAはウイルス検出力に定評があるBitdefenderのアンチウイルスエンジンに加え、独自開発のエンジンでウイルスを検知する仕組みをとっており、それが安定した検出性能の理由になっています。


G DATA2018のウイルススキャン画面


 2018年版では新たにマイニングウイルスを検知する機能を追加したとの発表がありましたが、マイニングウイルスは一般的なアンチウイルスで検知出来るものが多いので、わざわざ発表するほどのものでもないだろう、と思います。


WEB脅威対策


 フィッシング詐欺や、ウェブサイトの閲覧によるウイルス感染などの被害を防ぎます。


 他のセキュリティソフトのようにブラウザにアドオンやツールバーを追加する必要は無く、G DATAをインストールするだけです。


G Dataのフィッシング詐欺サイト検知画面
↑検知した際の警告画面


 この他、「バンクガード」という名称でネットバンキングを保護すると謳った機能もあります。専用ブラウザが立ち上がるといったことはなく、キーロガー(キーボード入力を盗むウイルス)の動きを封じ込める機能が裏で動くとのことです。


WiFiリスク診断


G DataのWiFi安全診断


 接続しているWiFiのリスクを診断する機能です。


 暗号化方式、暗号化パスワードを診断することで安全かどうか判断します。私が使っているWiFiはパスワードが「安全でない」と診断されましたが、充分安全なものを設定しているはずなんですけどね・・ 判定基準が不明です。


保護者機能


 ・有害サイトのフィルタリング
 ・インターネットの利用時間制限
 ・パソコンの利用時間制限


 上記の3つの機能を持っています。
 フィルタリングに関しては、全く機能しません。アダルトサイトをブロックするように設定したのに、どのサイトも完全スルーで見放題でした(FC2、Xvideos、pornhab、DMMなど) Firefox、Chromeともに機能している様子はありません。


G Dataのペアレンタルコントロール(保護者機能)


 利用時間制限については、1日あたりの総時間で制限することも出来ますし、曜日ごとに時間帯を設定して制限をかけることも出来ます。


 機能を有効にしても、動作感には影響力が見られませんでした(元々重いですからね・・)


バックアップ機能


 PC内のデータをクラウドストレージ(Googleストレージ、DropBox)に簡単な操作でバックアップできる機能です。


 PCの突然の故障やランサムウェアによるロックにそなえて、日頃から重要データのバックアップを取ることは大切です。本機能を使うことで、設定した頻度で指定したデータを定期的に「自動で」バックアップしてくれるので、便利です。


G DATA2018のバックアップ機能




他のソフトを見てみる


G DATAと比較したいソフト


カスペルスキー
カスペルスキー 2017

 G DATAと同じく「セキュリティ性能重視」のソフトです。カスペルスキーの方がウイルス検出率が高く、またセキュリティ対策に有用な機能も豊富にあります。

 動作の軽さでも、カスペルスキーの方がやや優秀です。

軽さ / 検出率
6点 / 99.9%
価格
1台/1年 3980円
5台/1年 4980円
5台/3年12150円
無制限/3年14150円
評価レビュー 公式サイト(購入・無料体験版)

ユーザーの口コミ評価


総合評価

3.5点
動作の軽さ

3.5点
使いやすさ

4.0点
機能

3.5点

 投稿件数 2件
公開:2017年11月29日 年代:30代 性別:男性 PC習熟度:上級者
総合評価

2点
動作の軽さ

2点
使いやすさ

3点
機能

2点
コメント ・環境
Intel Core i7 7700K
ASUS PRIME Z270-A
Corsair CMK16GX4M2A2666C16 8GBx2

この組み合わせでもブラウジングでさえ重いです。これはHTTPスキャンによる悪影響です。サポートに文句を言うと「HTTPスキャンをOFFにしてください」との指示が出ますが、この状態ではマルウェアがPC内に侵入してしまいます。まあG Dataにすれば「例えPC内にマルウェアの侵入を許してもそのマルウェアが起動しない限りは無害」という事なのでしょうが、これでは心もとないと言わんばかりの対処法です。

フィッシングサイト判定でも他の有名セキュリティソフト以下の印象です。
例えばKasperskyの方で検出できるフィッシングサイトがG Dataでは検出できないのです。これは日本でのシェアが低いのでデータベースの拡充が期待出来ないのでしょう。

誤検出も他の有名ソフトに比較してG Dataは多目です。試しにG Dataで検出した感染サイトや感染ファイルをVirustotalで調べてみると「感染なし」の判定が多く、感染の結果を出すのはG Dataと同じ検出エンジンを持つBitdefender系エンジンのセキュリティソフトが数件のみ。

これをサポート代行業者のJungleに問い合わせてみると「おやおや返事なしの無視状態」です。これではサポートの意味がないですね。お金を支払って商品を購入している以上、返事位はした方が良いでしょうね、サポート代行のJungleさん。

その他に気になるのが日本向けG Dataの配布の遅さ。本国ドイツでは毎年5月頃に翌年度版がリリースされているのが恒例となっているようですが、日本版は同年の10月頃にリリース。
それだけ日本版が軽視されているのかな?的な印象を拭えません

日本でもG Data公式サイトが存在しますがこちらが本国ドイツ版サイトとは似ても似つかぬサービスの悪さ。公式記事は毎年減少する一方だし、セキュリティニュースを読みたければ本国ドイツのサイトでドイツ語を読んでくれと言わんばかりの薄っぺらさ。 日本のG Dataのサポートは期待できませんね。
 
公開:2017年11月5日 年代:30代 性別:男性 PC習熟度:上級者
総合評価

5点
動作の軽さ

5点
使いやすさ

5点
機能

5点
コメント [G Data インターネットセキュリティ]を5年以上利用しています。

「動作の軽さ」ですが、以前メジャーなソフトを幾つか使ってきましたが「G Data」に全く重いと感じたことがありません。

メインPCのスペック
Microsoft Windows 10 Pro 64 ビット
※PC購入時はWindows7

Intel Corei7-2600 3.40GHz
メモリー 12 GB
GeForce 460
1. HDD 1TB
2. HDD 1TB

「G Data」のファイアウォールもよくないとご指摘があるので、「最高セキュリティ」にしています。

PCのリカバリ後や「G Data」を公式サイトからダウンロードする際に起動時間やブラウザの立ち上げに目立った違いはなく、「G Data」が重いといった印象はありません。

「G Data」のインストールやアンインストールも時間はそれほどかからず簡単です。

しかし、
メールの受信には、少し時間がかかるように思います。

「使いやすさ」表示も解りやすく、設定も簡単です。
サポートはメールで、利用すると時間帯にもよると思うのですが、次の日には、簡潔に的確な回答が得られます。

「機能」私にとってセキュリティ対策ソフトとしての機能は大変満足しています。

インストール後でも利用しない場合に、フィルタリング(ペアレンタルコントロール)やシュレッダーなど変更でき、表示項目が省略され解りやすく表示出来ます。

ニュースでウイルスによる被害などを見て、何度か「G Data」に問い合わせたことがあるのですが、「G Data」で対応できていると回答を頂きました。

ただ「G Data」ホームページの機能説明はもう少し充実させて欲しいです。
最近複数の方法でパックアップすることが重要だと感じ、[G DATA Total Security] の

・ローカルおよび外付けメディアへの自動バックアップ
・パスワードマネージャーで安全なパスワード管理

が詳しく知りたいと思い、「G Data」ホームページを見たのですが、、、

しかし、まあ、
私は[G Data インターネットセキュリティ]が信頼できるセキュリティ対策ソフトだと感じています。
 
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