iPhoneのウイルス感染、どんな症状が出る?
ウイルス対策アプリが存在しないiOS。では、万が一ウイルスに感染してしまった時はどんな症状が出るのでしょうか。
この記事では、iOSがウイルス感染した場合に出る症状について、詳しく解説していきます。
iPhoneウイルス感染の症状は?
では早速、iPhoneやiPadがウイルスに感染した場合に現れる症状を見ていきましょう。
分かりやすい症状はこれ
これまでに確認されているiOSのウイルスは、感染すると以下の症状が出る可能性があります。
・インストールした覚えがないアプリがインストールされている
・広告が頻繁に表示される
これは中国語圏で感染が広がった「YiSpecter」というウイルスによる症状の一部です。他にもいくつか症状がありますが、ふつうの人が気づけるのは上記の2つくらいです。
最近のウイルスは感染しても気づきにくい
「YiSpecter」の症状としてはSafariの設定が変わるなど他にもいくつかありますが、設定が変わっていても気づかない人がほとんどでしょう。
「ウイルス」というと、データが消えたり、電源が付かなくなったり、ウィンドウがたくさん開いて閉じられなくなったり・・といったことを想像する人が多いと思います。しかし、そういったウイルスは10年以上前に主流だったもので、今のウイルスとは全く違います。
今のウイルスは、「お金や個人情報を奪うため」に作られています。ネットバンキングのパスワードを盗んで口座のお金を引き出したり、個人情報を盗む、といった目的があります。こうした目的を達成するためには、「感染に気づかれないこと」が鍵になります。よって、最近のウイルスは感染しても症状がほとんど出ません。
「偽警告」にご注意
「ウイルスに感染しました」という警告画面が表示されて焦る人が多いようですが、iOSに表示されるこうした「警告」は例外なく全て嘘なので、「どうしよう(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」となる必要はないです。
一つ残らず全てが「偽警告」です。詳しい解説は以下の記事を読んでください。
ウイルス感染による被害は?
感染しても症状がほとんど出ないということは上で説明した通りですが、感染した場合に起こる「被害」も気になりますよね。これまでに発見されたウイルスによってもたらされた被害はこんな感じです。
・iPhoneの端末情報が外部に送信される
・ウイルス作成者が選んだアプリがインストールされる
iPhoneに保存していたアドレス帳のデータや、Apple IDのログイン情報などの個人情報が外部に送信されてしまうというのが、最も恐ろしい被害ですね。
被害に遭わないための対策は
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