じぶん銀行の「スマホデビット」を詳しく解説!
KDDIと三菱UFJ銀行が共同で設立した「じぶん銀行」が、2019年4月からスマホデビットという新しいサービスを開始しました。どんな内容なのか、またどのようなメリット・デメリットがあるのかをどこよりも詳しく解説します!
目次
じぶん銀行の「スマホデビット」とは?
じぶん銀行の「スマホデビット」とはどんなサービスなのか、簡単に説明します。
スマホがデビットカードになる!
じぶん銀行の「スマホデビット」は、スマホをデビットカードのように使える決済サービスです。
じぶん銀行に口座を開き、自分のスマホにアプリをインストールするとお店やネット通販で「デビットカードと同じように」買い物が出来るサービスです。
使い方は簡単
まず、ネット通販での利用方法はデビットカードやクレジットカードと全く一緒です。
スマホのアプリ画面にカード番号や名義人、有効期限などの情報が表示されるので、その情報を通販サイトの決済画面に入力すると買い物できます。「JCB」ブランドが使える通販サイトで利用できます(日本人向けのサイトなら多くが対応していますね)
それに対し、実店舗での使い方はデビットカードやクレジットカードとは異なる部分があります。
電子マネーのように、専用の読み取り機に「タッチ」して支払いを行います。サインや暗証番号の入力は必要ありません。
買い物に使った金額は、決済と同時に「じぶん銀行」の口座から引き落とされます。
じぶん銀行スマホデビットのメリット
スマホデビットの何が良いのか、一般のデビットカードや電子マネーと比較しながら利点を紹介します。
スマホがお財布代わりになる
デビットカードやクレジットカードの場合、専用のカードを持ち歩く必要があります。ですがスマホデビットの場合、スマホ1台あればお店でもネットでも、買い物がいつでも出来ます。
例えば、ちょっと近くのコンビニに買い物をしに行く時に、小銭やカードを持っていくのは面倒ですよね。スマホ1台(と、あとは家の鍵でしょうか)あれば買い物に行けるのは、利便性が高いです。
チャージの必要が無い
レジ横の端末に「タッチ」するだけで支払えるのは電子マネーと同じですが、スマホデビットの場合は「チャージ」が必要ありません。
銀行口座の残高をそのまま使うことが出来るので、「オートチャージ」すら必要無いです。もしスマホデビットを使わなくなっても、残高はそのまま日本円として使えるので、無駄になりにくいです。
じぶん銀行スマホデビットのデメリット
一般のデビットカードなどと比べて劣っている点もあります。
実店舗では使えないところが多い
ネット通販では「JCBカード」が使えるネットショップならどこで、デビットカードやクレジットカードと同じように使うことが出来ます。
しかし実店舗では、「QUICPay +」に対応しているお店でしか使うことが出来ません。JCBカードが使えるお店であっても、クイックペイプラスに対応していなければスマホデビットは使えません。
大手コンビニチェーン(セブン、ローソン、ファミポート、セコマなど)や大手スーパー(イオン、ヨーカドーなど)、ドラッグストアやファミレスなど、使えるお店は多くありますが、どこでも使えるわけではない点には注意が必要です。
ポイント還元が無い
じぶん銀行のスマホデビットにはポイント還元がありません。
一般的なデビットカードであれば0.2〜1%程度のポイントが付くのが「当たり前」なので、それが無いのは大きなデメリットと言えるでしょう。