マネパカードを解説
年会費・発行手数料無料で15歳以上なら誰でも持てる「マネパカード」を紹介します。国内でもお得に使えるのはもちろん、海外では一般のクレジットカードよりお得に使える1枚です。
目次
- 関連記事
- プリペイドカードの比較&おすすめ
他のカードと比較できます - 海外留学・旅行におすすめのクレジットカード
中学生から使える海外専用プリペイドカード - デビットカードの比較&おすすめ
高校生から持てるカード
マネパカードのメリット
まずはマネパカードのいいところを紹介します。
国内利用で1%のキャッシュバック
マネパカードは「マスターカード」が使えるお店・ネット通販で利用できるカードですが、どこで使っても支払った金額の1%以上をキャッシュバックしてくれます。
お得だと言われているクレジットカード、例えば楽天カードでも1%ですから、それと同等の還元率です。しかも、キャンペーンの実施状況やマネーパートナーズのFX(外国為替取引)の状況によっては、最大2%還元になります。
海外利用手数料が圧倒的に安い
マネパカードは海外利用のオトクさを売りにしたプリペイドカードです。
プリペイドカード、デビットカード、クレジットカードいずれでも海外で使う際は「海外事務手数料」という形で、手数料が発生します。クレジットなら1.6%程度、デビットカードだと3%前後が相場です。
マネパカードの海外事務手数料は、クレジットカードの約半分の「0.8%」程度で済みます。公式サイトでも「日本最安」と宣伝しているほどです。
偽造防止に役立つICチップ搭載
80年代、90年代にクレジットカードの偽造が世界的に大問題となりました。読み取り端末でカード情報を盗み、その情報を元に「ニセカード」を作るという手口です。
こうした手口を封じ込めるために、最近のクレジットカードには「ICチップ」が埋め込まれています。このICチップがあるカードは、偽造が困難と言われており、偽造防止に大きく貢献しています。
しかし、プリペイド式のクレジットカードでICチップを採用しているカードはまだほとんどありません。マネパカードはICチップを採用しているので、国内でも海外でも安心して使えます。
デメリットと欠点
つづいて、マネパカードの悪いところを紹介します。
チャージ時の振込手数料は自己負担
マネパカードにお金をチャージするには、自分の銀行口座からお金を振り込む必要があります。
他のカードのようにチャージするだけで手数料を取られることはありませんが、お金を振り込む際の「振込手数料」は自己負担となります。
私も使っている住信SBIネット銀行のように、月数回まで無料で振り込める銀行も一部ありますが、一般的には振込で1回あたり200円とか300円掛かる銀行が多いです。そうした手数料は自己負担となります。
振込手数料無しでお金をチャージする方法として、マネーパートナーズのFX口座(外国為替取引)を経由するというものがありますが、FX口座は20歳未満は開設できないのでご注意ください。
不正利用の補償が今ひとつ
マネパカードにかぎらず、プリペイドカードは基本的に不正利用への補償がありません。盗難や紛失に遭った時は、連絡すればカードを停止してその時点の残高を保護してくれますが、被害に遭ってしまった分は自己負担となります。
ICチップ搭載なので不正利用の被害に遭う可能性は他のプリペイドカードよりも低いですし、連絡すればカードを停止できるので現金を持ち歩くよりは安全です。しかし、不正利用被害を補償してくれるのが当たり前のクレジットカードやデビットカードと比べると、やや見劣りしますね。
マネパカードの作り方
カードの作り方を説明します。
申込資格は?
15歳以上なら誰でも申し込むことができます。
お金をチャージする際は、必ず本人名義の銀行口座から振り込む必要があるので、銀行口座も作っておきましょう。
作り方・申込みの手順
公式サイトから申し込むことで、1〜2週間後に郵送でカードが送られてきます。
申し込む際に身分証明書をスマホカメラなどで撮影して送信する必要があります。
運転免許証、マイナンバーカード、マイナンバー通知カード(紙ぺら)、住民票、保険証などが利用できます。
マネパカードの使い方
お店やネット通販で買い物に使う際は、一般のクレジットカードと全く同じです。マスターカードが使えるお店で利用できます。なお、「1回払い」のみの対応なので、店員さんから「お支払い方法は?」と聞かれたら「1回で」と答えてください。
チャージ方法は?
上でも説明しましたが、銀行振込かマネーパートナーズのFX口座からチャージできます。FX口座経由だと振込手数料も掛からずにチャージすることも可能なので、20歳以上の人はこちらも検討してください。