キャッシュパスポートを解説
人気の海外専用のプリペイドカード「MasterCardマルチカレンシーキャッシュパスポート」、通称「キャッシュパスポート」をご紹介します。入会審査や年齢制限がないのでどなたでも利用でき、1枚のカードで9種類の通貨に対応。国際ブランドMasterCardだから、世界210以上の国や地域で使えます。

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キャッシュパスポートのメリット
まずはキャッシュパスポートのいいところを紹介します。
困った時に助かるヘルプデスク
キャッシュパスポートの魅力のひとつは、24時間365日いつでも日本語で対応してくれるヘルプデスクが使えること。カード紛失などトラブルへの対応のほか、電話での簡易通訳、緊急メッセージなどのサービスを提供しています。
使うたびにT-POINTが貯まる
Tポイント付きキャッシュパスポートなら、MasterCard加盟店での利用、MasterCard専用ATMからの現地通貨引き出し時に、200円につき1ポイントのTポイントが貯まります。便利なだけでなくお得に使えるのが、Tポイント付きキャッシュパスポートの魅力です。
偽造防止のICチップ搭載で安心
偽造が難しいICチップと暗証番号でしっかり守られているから、海外でも安心して使えます。
さらに、無料でスペアカードがついてくるので、紛失や盗難の場合でも再発行まで何日も待たされることなくすぐに代わりのカードを使えます。

デメリットと欠点
つづいて、キャッシュパスポートの悪いところを紹介します。
入金手数料・管理手数料・為替手数料がかかる
キャッシュパスポートは入会金無料ですが、お金をチャージするたびに手数料(入金額の1%)がかかるというデメリットがあります。
また、150円以上の残高を残したまま1年以上利用せずにいると、毎月150円の管理手数料が発生。そのほか、通貨を移動する際には為替レートに加えて4%の手数料がかかります。
キャッシュパスポートは通貨ごとに残高を管理していますが、決済時に残高が足りない場合には自動的に通貨が移動されてしまうので注意が必要です。
日本国内では使えないので要注意
キャッシュパスポートは日本では使えません。日本でも海外でも使えるクレジットカードや他社のプリペイドカードに比べると、大きなデメリットのひとつです。 カードに残高が残ってしまった場合払い戻しをしなければならないのですが、500円の精算手数料がかかります。

キャッシュパスポートの作り方
続いて、キャッシュパスポートの作り方をご紹介します。
申込資格は?
手間のかかる審査や年齢制限はありません。キャッシュパスポートは小学生、中高生の方も利用できるので、海外留学や海外研修などに便利です。
作り方・申込みの手順
キャッシュパスポートは、インターネットか郵送・FAXで申込みます。カードは本人限定受取郵便で届くので、パスポート、免許証、健康保険証、在留カードなどの本人確認書類を提示して受け取ります。 発行まではわずか1週間。忙しい海外旅行前にもすぐにカードを受け取れます。
マイナンバーの確認手続きが必要
2016年1月から、キャッシュパスポートを利用するにはマイナンバーの確認手続きが必要なりました。カードを受け取ったあと、マイナンバーの通知カード・個人番号カード・個人番号が記載された住民票のいずれかのコピーを提出します。

キャッシュパスポートの使い方
キャッシュパスポートの使い方はとっても簡単!カードへの入金も、専用の銀行口座を用意する必要はありません。
チャージ方法は?
キャッシュパスポートへの入金は、通貨の種類ごとの指定された口座に振り込むだけ。銀行口座やATMを利用して、いつでも手軽にチャージできます。
残高が足りなくなった場合でも、海外からインターネットバンキングで追加入金OK!事前に委任状を用意しておけば、日本にいるご家族がキャッシュパスポートに追加入金することもできます。
MasterCard対応ATMでいつでも現金がおろせる
事前にカードにチャージするので、海外旅行のたびに面倒な両替をする必要はありません。世界210以上の国や地域の専用ATMから、24時間いつでも現地通貨を引き出せます。現金を持ち歩かなくてもよいのでとても安心です。
マイアカウントでいつでも残高照会
キャッシュパスポートへの入金が済んだら、ネットからマイアカウントを登録しましょう。残高や利用履歴参照のほか、登録情報の変更、カード内の通貨を移動することができます。
