デビットカードでも「家族カード」は作れる! | 対応カードはこれ

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デビットカードの「家族カード」


デビットカードでも家族カードを作れる


 親の口座からお金が引き落とされるカードを、子供に持たせる。クレジットカードでは当たり前に作れる「家族カード」ですが、デビットカードでは発行している銀行はほとんど無いというのが実情です。


 この記事では、家族カードを発行できるデビットカードの一覧や、デビットカードで家族カードを発行するメリットなどを解説します。





家族カードを作れるのはこの銀行


 まずはデビットカードの家族カードを発行している銀行を紹介しています。現状、日本国内には1行しかありません。


スルガ銀行 Dバンク支店


 日本で唯一の、家族カードを作れるデビットカード(VISAデビットカード)を発行しています。


静岡県のスルガ銀行


 家族カードの発行には1枚540円が掛かりますが、年会費などは無料です。本人カードと同様に、年間利用額の0.2%分の「キャッシュバック」を受けることができます。


 年齢制限は本人カードと同様に「15歳以上(中学生は除く)」となっているので、高校生でも持つことが可能です。


 なお、スルガ銀行にはANA支店やTポイント支店など様々な支店がありますが、家族カードを作れるのは「Dバンク支店」のみとなっているので、ご注意ください(コールセンターに確認済み) 静岡県地盤の銀行ですが、ネット銀行なので郵送で手続きできます。


公式サイト

デビットカードで家族カードを作るメリット


 では、デビットカードの家族カードにはどのようなメリットがあるのでしょうか。


高校生から持てる


高校生から持てるデビットカード


 基本的に、クレジットカードの家族カードは「高校生NG」です。
 三井住友VISAカードなど一部のカードは「海外留学用途」に限り、高校生にも発行を認めていますが、基本的にクレジットのカードは18歳以上(高校生は除く)が発行条件となります。


 デビットカードの家族カードの場合、海外留学などの事情が無くても「15歳以上(中学生は除く)」という条件を満たせば作れるため、高校生でも問題なく持つことが可能です。


お金の管理を厳格に出来る


 スルガ銀行 Dバンク支店の場合、家族カードの限度額を設定することが可能です。  1日の累計額、指定期間(1〜30日)の累計額で限度額を指定することが出来るため、子供が勝手にカードを使い続けるのを防ぐことが出来ます。


 ただし、指定できる金額は「1万円単位」となっているため、細かな設定は出来ません。その点では、毎月お小遣いを現金で手渡しして、そのお金で本人名義のデビットカードの代金を払わせる方が良いかもしれません。


留学ならこのカードがおすすめ


 家族カードが必要になる理由として、海外留学を挙げる人は多いです。お子さんが海外留学する際に、現地でカードを使えた方が便利で、かつ多額の現金を持たせるよりも安全という声は多いです。


海外旅行におすすめのカードは


 海外留学用途でカードを持たせる場合は、「海外専用プリペイドカード」というものが最適です。年齢制限が無いカードもあり、小学生でも使えます。


 このカードはプリペイド式のクレジットカードで、海外でのみ利用できるようになっています。予め設定しておけば、日本にいる家族からチャージすることも可能なので、長期間の留学でも安心です。


 更に、現地で困ったことがあった時に役立つ「ヘルプデスク」というサービスが無料付帯するカードもあります。ヘルプデスクセンターに電話をすると、簡易通訳をしてくれたり、パスポート紛失などのトラブルの際にも手助けをしてくれるので、便利です。


 プリペイド式なので使いすぎる心配もありません。




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