スマホがデビットカードになる?「スマートデビット」とは

スマートデビットの仕組みやメリットを解説


 2018年2月に発表された「スマートデビット」という新しい仕組み。これが普及すれば買い物がより便利になりそうな予感がするので、詳しく解説したいと思います!





スマートデビットの仕組み


 まずは「スマートデビット」の仕組みや使い方を紹介します。


スマホで「タッチ」すると決済できる


スマートデビットでスマホがデビットカードになる


 スマートデビットは分かりやすく言うと、スマホ決済とデビットカードの融合です。


 スマホに専用のアプリをインストールしておくと、お店のレジの読取機にスマホをかざすだけで代金の支払いが出来るというサービスです。


 それだけなら「Apple Pay」や「モバイルsuica」といった電子マネーでいいじゃないか、と思う人もいるでしょう。


 ですがスマートデビットの場合、代金の支払いは銀行口座と直結して行われるので、チャージが不要というメリットがあります。それが電子マネーとの決定的な違いです。


 お給料が振り込まれる口座からそのまま引き落とされるので、チャージの手間もお金をATMから引き出す手間も要らなくなります。


利用できる端末は?


Android


 サービス開始当初は「Android4.4以上」のFelica対応機種でのみ利用できます。


 AndroidでもFelicaを搭載していない機種(海外仕様のスマホとか)や、iPhoneでは利用できない見通しです。


 最近はiPhoneにもFelicaが搭載されているので将来的にはiPhoneにも対応する可能性は小さくないでしょう。日本ではスマホの50%以上がiPhoneですから、iPhoneで使えないサービスは日本で普及しません。


どこで利用できるの?


スマートデビットはスマホをタッチするだけで決済できる


 スマートデビットは「QUICPay+」を利用できる店舗で使えます。


 QUICPay+のシステムを利用した決済システムであるため、QUICPay+に対応した読取機が無いお店では利用できません。


 QUICPay+は大手コンビニチェーン(セブン、ファミマ、ローソン、セコマ、セーブオンなど)を始め、マクドナルドやガスト、TSUTAYA、大手スーパー(ヨーカドー、イオングループ他多数)などで利用できます。


 スマートデビットのサービス開始直後から利用できる場所はたくさんあります。


いつから始まるの?


 みずほ銀行のプレスリリースによれば「2018年春」を予定しているそうです。


スマートデビットを使える銀行は?


スマートデビットはみずほ銀行から開始


 当初はみずほ銀行のみの展開です。みずほ銀行に口座を持っている個人が対象です。


 みずほ銀行が発行しているのはJCBデビットカードであり、またQUICPay+自体もJCBが展開していることから、今後はJCBデビットを発行している他の銀行にも拡大が予想されます。


スマートデビットのメリット


 スマートデビットならではの利点を紹介します。


チャージの必要が無い


 スマートデビット最大のメリットは「チャージの必要が無い」点です。


 最近はクレジットカードなどから自動でチャージ出来る電子マネーもありますが、いずれにせよ銀行口座や手持ちの現金を「移す」という作業が必要です。


 スマートデビットは銀行口座と直結しているので、チャージする手間やチャージするお金をATMから下ろしてくる手間も要らなくなります。


スマートデビットはチャージの必要が無い


カードを持ち歩く必要が無い


 家の近くのコンビニに行くにも、スマホを持って出かける人は多いでしょう。そのスマホで支払いが出来るのがスマートデビットの良さです。


電子マネーが要らなくなる?


 スマートデビットはこれまでの電子マネーが抱えていた「チャージの手間」「カードを持ち歩く面倒」という不便な点を解消する画期的なシステムです。おそらく、それなりに普及するでしょう。


 そうなると困るのがEdyやWAONといった電子マネーです。スマートデビットが普及するにつれて、電子マネービジネスは厳しくなっていくのではないでしょうか。




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