AVG AntiVirus FREE2017の評価レビュー

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AVG AntiVirus FREE2017の管理画面

アバストによる買収後後第一弾の製品

 オランダに本社を置くAVGテクノロジー社のウイルス対策ソフトです。日本でも、無料アンチウイルスソフトとしてアバストやAviraと並んで有名なブランドです。

 2016年に競合のアバストがAVGを電撃買収。今回のAVG2017は「アバストとAVGの技術を結集した」という触れ込みで投入した新製品です。買収後第一弾となる新生AVGの実力をご紹介していきます。

軽さ ウイルス対策 通信保護 脆弱性対策 WEB保護 ネット銀行保護 PC盗難対策 ID/パス管理 保護者機能

まずまず
99.0%
他のソフトと比べる → 無料セキュリティソフトの比較




AVG AntiVirus FREE2017の評価(総評)


セキュリティ性能


セキュリティ性能(安全性)は?  冒頭でも紹介した通り、「アバストとAVGの技術を結集した」と謳っていますが、今回の新版についての性能試験の結果がまだ出ていないため、評価はテスト結果を待ちたいと思います。


 前年までのAVGは、有料のセキュリティソフトと比べても遜色ないウイルス検出性能を誇っていました。無料ウイルス対策ソフトの定番として定着しているだけのことはあります。


 セキュリティ関連の機能はウイルス対策とWEBサイトとメールの検査のみとなっているため、最低限の構成です。ネットバンキングやネット通販を利用しない端末には充分な内容です。


動作の軽さ


評価方法
起動時間 WEBサイト
5ページ同時読込
AVG 40.31秒 9.12秒
ソフト無し 38.72秒 8.19秒
増減
+4.12% +11.43%

動作の軽さは?  無料ウイルス対策ソフトとしては、動作の軽さは優秀と言えます。若干のパフォーマンス低下は感じましたが、Core i5のPCで1週間使っても、ストレスを感じる場面は全くと言っていい程ありませんでした。以前のバージョンとほぼ変わらないスコアですから、AVGは安定していますね。


 ウイルススキャン中は負荷が大きくなりますが、作業を続行出来なくなる程ではありませんでした。


広告表示は?


AVG AntiVirus FREE2017の広告表示は?  一日1回、画面の右下にAVGインターネットセキュリティ(有料版)の購入を促すポップアップが表示されます。その日初めてPCを起動した数分後に、一度だけ表示されました。けっこう大きくて邪魔に感じますが、閉じればその日は再表示されないので、特に問題無いでしょう。


 なお、インストール時に会員登録を促されますが、登録しなくても問題なく使用できます。




以下、各機能の詳細な解説が続きます

各機能の詳細・評価


ウイルス・スパイウェア対策


AV-TEST
2016/3-4月
AV-Comparatives Virus Bulletin
2016/6月
Real-World Reference Real-World
2016/6
File Detect
2016/3
既知ウイルス 未知ウイルス
97.6% 99.9% 99.6% 98.8% 61.5% 83.2%
他のソフトと比べる → ウイルス検出率ランキング

AVG AntiVirus FREE2017のウイルススキャン終了レポート画面  上のデータは昨年版のAVGのものです。他のソフトと比べると、既知ウイルスの検出は有料ソフトと比較しても上位。未知ウイルスの検出性能については、いずれのテストでも「中の下」か「下の上」くらいの結果でした。


 AVG2017では、「CyberCapture」というクラウドベースの保護機能が追加されています。これは元々、アバストが導入していたもので、未知ウイルスの検知や脆弱性を悪用した「ゼロデイアタック」に対抗しつつ、動作の軽さも「そこそこ」のレベルを実現した検出エンジンでした。


 アバストの技術が入ったことで、これまで弱点としてきた未知ウイルスの検知についても、以前より性能が向上していると言えます。


AVG AntiVirus FREE2017のウイルススキャン中画面


 ウイルススキャン中はやや動作が重くなるものの、Core i5(第6世代)のPCなら作業を続行出来る程の負荷でした。また、フルスキャンでも10分足らず(データ容量約260GB)で完了しました。


 なお、不要なデータやレジストリの問題も検出しますが、AVG PC TuneUpを購入しないと対処はできません。


WEBサイトの保護(オンラインシールド)


AVG AntiVirus FREE2017のオンラインシールド(WEB保護機能)  従来は「リンクスキャナ」と呼んでいた機能です。
 ブラウザにアドオンを追加する必要はなく、AVGをインストールすれば使える機能です。


 ブラウザでアクセスするサイトを検査することで、ウイルス感染などを未然に防ぐための機能です。ウイルス感染してしまうサイトへのアクセスをブロックしたり、ウイルスを含むファイルのダウンロードを防ぎます。


 なお、フィッシング詐欺サイトのブロック機能はありません。最近はFirefoxやChromeといったブラウザに標準でアンチフィッシング機能があるので、特に問題は無いでしょう。


メール保護


AVG AntiVirus FREE2017のメール保護


 送受信するメールにウイルスが含まれていないか検査する機能です。


 こちらも、メーラーにアドオンを追加することなく使えます。1週間ほど利用してみて、誤検知はありませんでした。もし誤検知が多い場合は、設定画面から感度を変えてみてください。標準では3段階中で2番目の「ノーマル」に設定されています。


 ちなみに、最も確実かつ安全にメールのやり取りをするなら、Gmailを使った方がいいです。PCにメールをダウンロードせずにやり取りが出来るため、自分で添付ファイルをダウンロードしない限りは感染することがありませんし、添付ファイルもウイルススキャンしてくれています。
 プロバイダーのメールアドレスも、Gmailで受信可能なので、アドレス変更も必要ありません。


管理画面(新機能)


AVG AntiVirus FREE2017のコントロールパネル(AVG ZEN)


 今回から導入されました。
 AVGを開くと、AVG製品を統合的に管理する画面が表示されます。複数のAVG製品を導入している場合は、この画面を開くことで一度に稼働状況などを確認出来るので便利ですが、そうでなければ邪魔かもしれません。


 なお、今回紹介しているAntiVirus FREEのみ無料で、他の3ソフトは有料なのでご注意ください。PCをチューンナップするソフト、VPNなどがあります。


無料ダウンロード


無料ダウンロード

他のソフトを見てみる


AVG AntiVirus FREE2017と比較したいソフト


Avira  アバストは既に同じ会社の製品ですから、ここはAviraとの比較がおすすめです。
 動作の軽さではAVGに分がありますが、ウイルス検出性能(特に未知ウイルスの検知)ではAviraの方が常に優秀な成績を残しています。それなりのスペック(Core i5以上)ならAviraも検討してみてください。





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