JBL LINK20の実機レビュー
音質にこだわったスマートスピーカー、JBL LINK20の実機レビューをお届けします。下位機種のLINK10やSONY LF-S50Gなど他機種との比較しながら、その特徴を紹介します!
外観写真
JBL LINK20の特徴・評価
続いて、使ってみて感じた細かな感想などを紹介していきます。
スピーカーの音質
JBLブランドのスマートスピーカーということで気になるのが音質です。LINK10や同じく音質をウリにしているSONY LF-S50Gと1時間かけて聴き比べてみました結果を紹介します。ちなみに、スピーカーの最大出力はLINK10が16Wに対し、LINK20は20Wです。
良いと感じたのは、低音域の強さです。LINK10と比べてもちろんのこと、LF-S50Gと比べてもLINK20の方が低音域が強く、音も良いです。また、出力が大きいので部屋全体への音の拡がりもLINK10より良いです。
逆に残念だった点は、中高音域が少しこもったように聴こえる点です。LINK10は透明感がある音なので、それと比べるとややスッキリしない感があります。こもって聴こえる程ではありませんが、聴き比べるとそう感じます。
低音域を重視する人にはLINK20、そうでない人にはLINK10で充分かなと思います。
消費電力
ワットモニターで計測してみました。
充電時 | 11.3〜11.5W程度 |
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待機時 (満充電) |
2.1W程度 |
音楽再生時 (満充電) |
2.2W前後 |
なぜか音楽再生時・待機時ともに消費電力がLINK10以下という計測結果になりました。ちなみに、2.2Wで稼働した場合の1ヶ月の電気代は41.2円です(26円/kWhで試算)
気になった点
LINK10のレビューでも触れていますが、同梱のUSBケーブルが短いです。
ケーブル長は95cmと、他のスマートスピーカーと比べてかなり短いです。市販のUSBケーブルで代用できるので、足りない場合は自分でケーブルを用意しましょう。
なお、ACアダプターは同梱されています(LINK10では同梱無し)
総合評価
低音域の音はLINK20がスマートスピーカー随一ですが、ふつうにBGMとして音楽を再生する分にはLINK10でも充分かなあというのが正直な感想です。
JBL LINK10との違いは?
下位機種であるLINK10との違いは以下の通りです。
- 本体のサイズ(20の方が4cm高い)
- 価格 5千円程度の差
- スピーカーの音質
- 内蔵電池の容量(10は5時間・20は10時間)
価格・購入
購入は楽天からできます。Amazonでの取り扱いはありません。
価格は19518円(執筆時点の価格)