ついに出た! Clova WAVEには何が出来るの?
ついに販売が始まったLINEの「Clova WAVE」を解説します。何が出来るの?といって疑問を解消したいと思います。ちなみに筆者は既に1ヶ月以上にわたり実機を使っているので、その感想は「LINE「Clova WAVE」を実際に使ってみた感想」をご覧ください。
LINE WAVEとは
まずはLINE WAVEの概要を紹介します。
WAVEはLINEとその親会社のNAVERが共同開発するAI「Clova」を搭載したスマートスピーカーです。
ユーザーが発した声を拾い、それをAIによって処理することでユーザーの生活をアシストします。
当初は円筒形のスピーカータイプの機種のみとなりますが、将来的にはカラーの液晶ディスプレイを搭載したモデルやLINEキャラクターを模したデザインのモデルの展開も予定されています。
何が出来るの?
まずはこちらの動画をご覧ください。
こちらはLINEが2017年6月15日に開催した、WAVEの発表会の様子です。
動画で「WAVEのある生活」を分かりやすく紹介しています(前半部分)
続いて、動画では触れられていない点も交えながら、現在発表されている情報を元に「WAVEに出来ること」を紹介していきます。
音楽を聴く
LINE WAVEは20Wのウーファー(低音用スピーカー)に5Wツイーター(高音用)を2つ搭載しており、音質にもこだわったスペックとなっています。
このサラウンドシステムとLINEのAI「Clova」を生かして、これまでには無いかたちで音楽を楽しむことが出来ます。
聴きたい楽曲名やアーティスト名を指定して曲を流すのはもちろんのこと、その時の状況にあった曲をAIが推薦してくれます。例えば「元気になる曲を流して」などとリクエストすると、それに合った曲を流してくれます。
LINEの音楽配信サービス「LINE MUSIC」と連携しており、同サービスが提供する4000万曲という膨大な音楽の中から最適な曲をチョイスしてくれます。
なお、LINE MUSICの利用には月額960円(学割480円)が掛かります。
また、radikoへの対応が発表されたので、ラジオを聴くことも出来ます。
様々な情報を読み上げる
- ニュース
- 天気予報
- スケジュール
- 簡単な調べ物
- LINEの通知の読み上げ・送信
ユーザーが質問を投げかけることで、これらの情報を読み上げてくれます。
上で紹介した動画では、「地球の重さはどれくらい?」と子供が質問すると、その答えを教えてくれています。簡単な調べ物なら、スマホやパソコンを開くよりも簡単そうですね。
家電の操作
LINE WAVEの本体は赤外線通信に対応しており、赤外線を使って家電の操作が可能です。イメージとしては、「声で操れるリモコン」といったところでしょうか。
当初は2000機種以上のテレビのコントロールに対応する他、エアコンの操作にも対応する予定だそうです。リモコンを探しに行くよりも早そうですね。
購入について
最後に価格や購入方法について紹介します。
発売スケジュールと価格
販売期間 | 価格 |
---|---|
本体のみ | 14000円 |
LINE MUSICセット | 12800円 |
2017年10月5日に発売となりました。
LINE MUSICが12ヶ月聴き放題のセットは12800円で、こちらの方が安いです。私自身LINE WAVEを1ヶ月以上使ってみてLINE MUSICの使用頻度が断トツで高いので、このセットの購入をおすすめします(1年経過後は月960円掛かる)
購入方法
購入は公式サイト、楽天からできます(Amazon取り扱い無し)