- 2015年3月28日更新
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- Virus Barrier(ウイルスバリアー)
最新情報:2015年3月中旬、こちらの「Virus Barrier」はiTunes Storeから削除されてしまいました。なお、販売元のIntego社は「既存のユーザーに対してはサービスを続けていく」と発表しているので、これからも安心して使えます。しかし新たに「Virus Barrier」をインストールことはできなくなりました。
概要
Virus Barrier(ウイルスバリアー)とは?
「Virus Barrier」は、integoという企業が提供している、iOS用のセキュリティアプリです。integoという会社をご存じない方も多いと思いますが、Apple社の製品用のセキュリティソフトの製造販売を行っているフランスの企業です。
このアプリでは、ダウンロードしたファイル、電子メールの添付ファイル、DropBox等のオンラインストレージなどをスキャンすることでウイルスが仕込まれていないか、お手軽にチェックすることができます。iOSの特性上、それらにもし仮にウイルスが仕込まれていたとしても、お使いのiphoneがそれに感染することはまずありません(参考:iPhone iPadもウイルスに感染するの?)しかし、もし、あなたが電子メールにウイルスが添付されていることに気付かずに他の人に転送してしまったら?iphoneでDLしたファイルにウイルスが入っていることに気付かずに、PCに転送してしまったら?・・・考えただけで恐ろしいですね。そういった危険から守るためのアプリがこの「Virus Barrier」です。
アプリとしての完成度も高く、非常に使いやすいアプリです。動作はたまにカクつくことはあるものの、ストレスを感じる程のものではありません。サポートもしっかりしており、頻繁にウイルス定義ファイルの更新があるので日々現れる新しいウイルスにも対処してくれそうです。有料アプリですが、お値段は100円。値段以上の価値は確実に提供してくれるアプリなので、インストールしても損はないと思いますよ!
ウイルスはOSが変われば感染しません。例えばWindowsに感染するウイルスがiPhoneに入り込んでも、iPhoneに被害を与えることは無いのです。しかし、メール送信やUSB接続などによってウイルスを含むデータがやり取りされると、眠っていたウイルスがデータを受け取った側で目を覚ますのです。例えばあなたのiPadにWindowsに感染するウイルスが入り込んでいたとして、音楽データをやり取りするためにUSBでiPadとWindowsを接続すると、Windowsがウイルスに感染することがあります。VirusBarrierはこうした被害を防ぐためのアプリです。
機能
ウイルススキャン※
スキャンすることができるのは、ブラウザ等でダウンロードしたファイル、電子メールに添付されたファイル、オンラインストレージ(Dropbox、Google Drive、OneDrive)にアップロードしてあるファイル、ウェブサイトなどです。ダウンロードしたファイルや電子メールの添付ファイルをスキャンしたい場合は、ファイルをロングタップ(いわゆる、長押し)した後に現れるポップアップから「VirusBarrierで開く」を押すだけ!非常に簡単ですね。オンラインストレージの場合、このアプリがストレージにアクセスすることを一度認証すれば、それ以降はワンタップでファイルまでアクセスすることが可能です。 スキャンし終えた書類データは、即座にリーダー機能で中身を確認できます。また、同様にファイルを電子メールで送信することや、オンラインストレージにアップロードすることもワンタップで行うことができ、非常に便利です。
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100円