折りたたみスマホ VS 折りたたまないスマホ
折りたたみスマホは従来型のスマホと比べて、どのようなメリットがあるのか。それぞれの特徴やメリットを比較します。
折りたたみスマホのメリット
まずは折りたたみスマホの方が優れている点を紹介します。
大画面でも使える
折りたたみスマホの最大の利点は、従来のスマホと比べて大幅に大きな画面です。折りたたんだ状態では5インチ未満と「ちょうどいい」サイズですが、ひろげることで7〜8インチ程度と小型のタブレットと同等の大きさになります。
例えば移動中などにスマホで電子書籍を読んだり、動画を視聴する人もいると思いますが、大画面で見た方が見やすいので折りたたみスマホの方が適していると言えるでしょう。
折りたたまないスマホのメリット
続いて従来型のスマホの利点を紹介します。
価格が安い
折りたたみスマホは発売当初、20万円台と高額です。スマホは低スペックのものであれば1万円台から購入できますし、ハイスペック機でも10万円未満で手に入るため、折りたたみスマホの価格はかなり割高だと感じます。
折りたたみスマホを使うことでタブレットと2台持ちする必要が無くなるとはいっても、スマホ・タブレット2台それぞれ別々に買ったほうが安上がりです。
軽量・コンパクト
折りたたみスマホは画面が大きいぶん、本体に厚みがあったり、重さも従来型と比べて重いです。私が以前触ったフォルダブルスマホの展示機の場合、ジーパンのポケットに入れるのが難しいのではないか、と感じました。
従来型のスマホも最近は大型化する傾向がありますが、コンパクトタイプのものもあるので、手が小さい人でも使いやすいと思います。
画面が傷つきにくい
フォルダブルスマホのディスプレイ表面は、折り曲げに対応するために樹脂製です。一般のスマホの多くはガラス製なので、フォルダブルスマホの方が傷がつきやすいとの指摘もあります。
また、フォルダブルスマホのメインディスプレイには液晶保護フィルムを貼ることが出来ないため、対策することも難しいです。
一口にフォルダブルスマホといっても、画面が外側に折れるもの・内側に折れるものの2種類があります。内折りタイプであればメインディスプレイに傷が付くリスクは従来型スマホよりも低いと言えます。
まとめ
折りたたみスマホには「タブレットとしても使える」というメリットがある一方、スマホとしての使い勝手は従来型よりも劣る点があります。
普段スマホの小さな画面に不満を感じていたり、あるいはタブレットと二台持ちしている人にはフォルダブルスマホという選択肢はアリかもしれませんが、そうでなければ無用の長物となりそうです。