タブレット選びは簡単
タブレットを買おうと思うと、まずその種類の多さに驚きます。何を基準に、どの機種を選べばいいのかわからなくなりますよね。この記事はそんな人のために、タブレットの選び方をわかりやすく説明します。「3つのポイント」を抑えるだけで、自分にぴったりのタブレットを選べるようになります!
目次
まずはサイズを決めよう
タブレットを選ぶ上で最も重要なのが、画面のサイズです。
タブレットは7インチから大きいもので20インチまであります。用途によって「適切なサイズ」が異なるので、まずはどれくらいのサイズにするか検討しましょう。小さいと画面が見づらく、大きいと取り回しが悪くて使いづらくなるので、適度なサイズを選ぶことが非常に大切です。
用途別 おすすめのサイズ
用途別に最適なサイズをご紹介します。
おすすめのサイズ | |
ネット/動画 | 8インチ〜10インチ前後 |
電子書籍(雑誌) | 10インチ前後〜 (出来ればアスペクト比4:3) |
電子書籍(漫画) | 8〜10インチ |
Officeの編集 Word/Excel/PowerPoint |
10インチ〜 |
続いて、私が実際に各サイズを使ってみた率直な感想を紹介していきます。
7インチ
ネット/動画 | ○ |
電子書籍(雑誌) | × |
Officeの編集 | × |
小さくて持ち運びに便利ですが、最近はスマホが大型化しているため差が小さく、中途半端と感じてしまうかもしれません。
ネットはスマホより少し快適、電子書籍(雑誌)はギリギリ読める程度(かなりストレス)、Officeの編集は少し手直しするくらいならOKです。
8インチ
ネット/動画 | ○ |
電子書籍(雑誌) | △ |
Officeの編集 | × |
スマホと比べて、ネットも見やすいです。
電子書籍の雑誌を見るにはやや不足気味ですが、漫画を縦画面で1ページ表示するにはちょうどいい大きさ。ネット+漫画+動画にちょうどいいでしょう。小さくて軽いので、携帯性も高いです。
10インチ
ネット/動画 | ○ |
電子書籍(雑誌) | ○ |
Officeの編集 | △ |
タブレットとしては大きめのサイズ。画面が大きいため、タッチ操作の際に手の移動が大きくなるものの、これくらいなら許容範囲でしょうか。 私は9.7インチ(アスペクト比4:3)のiPad Proを買ってから、パソコンを立ち上げる機会が激減しました。ネットはお手軽かつ快適、dマガジン(雑誌)も毎日1時間くらい利用しています。
11インチ〜
ネット/動画 | △ |
電子書籍(雑誌) | ○ |
Officeの編集 | ○ |
キーボード・マウスとセットで、ノートPCとして使うのに便利なサイズ。
画面が大きいので、タッチ操作だと手の移動がけっこうしんどいです。文字が大きいのは良いんですけど・・ 「ノートPC、ときどきタブレット。」という使い方におすすめ。
OSを決めよう
サイズが決まったら、次はOSを決めましょう。
タブレットではAndroid、WindowsとiOS(iPad)の3種類のOSを選べます。
大まかな特徴は以下のとおりです(詳細はOSの比較で)
タブレットとして使う | PCとしても使いたい |
最初からタッチ操作を念頭に置いてモバイルOSとして開発されたAndroidとiOS。
それに対しWindowsはPC用のOSとして長い歴史を紡いできました。
タブレットとしての使い勝手では、やはり前者に軍配が上がります。WindowsもWindows 10でかなり追い上げてはいるものの、若干の差を感じます(使いづらいわけではありません)
1台で全て完結するWindowsタブレット
Windowsタブレットは「タブレットの形をしたPC」ですから、PCで使っていたソフトや周辺機器がそのまま使えます。タブレットを買うとPCの使用頻度が激減することがありますが、WindowsタブレットならPCを処分しても困りません。端子があればTVやモニターにHDMIで出力することも出来るので、PC本体としても使えます(参考: 大画面PCとしても使えるWindows10タブレット)
※負荷の大きな作業をする場合は、タブレットでは厳しいのでご注意(3Dゲームなど)
電子書籍ならiPad、動画ならAndroid
iPadの画面は、縦と横の長さの比率(アスペクト比)が4:3なのに対し、ほとんどのAndroidタブレットは16:9か16:10です(4:3の機種もごく一部存在する)
紙媒体の雑誌や漫画のアスペクト比は4:3です。したがって、電子化されて配信される時も4:3のまま配信されます。そんな事情があるので、16:9の画面で雑誌や漫画を表示すると、画面が細長いため上下の余白が大きくなります。
実際、10.1インチで16:10のタブレットと、9.7インチで4:3のタブレットでは電子書籍の表示サイズはほぼ変わりません。4:3の方が、同じインチ数でもより大きく表示できるのです。
一方、動画については16:9が基本になります。地デジ放送やYoutubeを始めとする動画サイトも16:9を取り入れています。4:3の横画面再生だと、上下の余白が大きくなってしまいます(下の画像を参照)
一定のインチ数があれば、
4:3で動画は厳しい!
16:9では電子書籍は読めない!
ということにはなりません。が、より快適に使える機種を選ぶために、どちらを優先するのか検討してください。
性能を比べよう
ここまで段階を踏めば、選ぶべき機種はかなり絞り込めているはずです。
更に機種を絞り込むために、性能の違いを考慮しましょう。
とはいえ、自分で1機種ずつ性能の違いを調べていくと半日かかってもおかしくありません。そこで当サイトでは、性能の目安を5段階評価ので評価しているので、こちらを参考にしてください。「ベンチマークスコア」などを元に、点数化したものです。目安の詳しい見方は性能目安についてを見てください。
ネットや動画、電子書籍程度の使い方ならくらいで充分です。
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