Windows Hello対応の生体認証機
あなたの「顔」や「指紋」がパスワードの代わりになるWindows Hello。しかし、ノートPCなどによく装備されている一般的なウェブカメラでは対応出来ないため、この機能を使うにはWindows Helloに対応した生体認証機を購入する必要があります。
というわけで、Windows 10のPCに後付け出来るWindows Hello対応のカメラと指紋認証リーダーをご紹介します。
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Windows Hello対応カメラ
冒頭でも紹介した通り、一般的なウェブカメラではWindows Helloを使うことが出来ません。Windows Helloに対応した、ちょっと値段の高い専用のウェブカメラを用意する必要があります。
対応カメラは以下の機種です。
・マウスコンピューター CM01
2016年10月にマウスコンピューターが発売した、外付けのWindows Hello対応ウェブカメラです。
たった1秒で顔認証が完了するという触れ込みの通り、週刊アスキーのレビューでは「ログイン画面が表示されると同時にログインが完了した」という評価がされています(No.1099号)
本体価格は7836円 Windows Helloに特化したモデルであるため、画質は92万画素しかありません。ウェブカメラとしての使用にはあまりおすすめできません。
・上海問屋 DN-914238
上海問屋が販売する、中国Delux社製のWindows Hello対応カメラです。
HD画質に対応しているので、ウェブカメラとしての使用にもおすすめです。
価格は税込み24999円とお高めです。
Windows Hello対応指紋認証リーダー
世界中探しても、同じ模様を持つ人は存在しないと言われる指紋。双子やクローン人間でさえも指紋が異なる、と言われると「究極の鍵」であることに納得できます。Windows Helloはそんな指紋認証にも対応しています。
・マウスコンピューター FP01
価格は5千円未満なので、カメラより安いです。
私は展示会で実機を試したことがありますが、センサー部分にタッチした次の瞬間には認証が完了しました。昔の指紋認証センサーのように、なぞる必要はありません。触れるだけで、1秒未満で認証します。
ノートPCの場合、上で紹介したようなカメラを後付けすると邪魔になるので、指紋認証の方が良いでしょう。本体側部のUSBポートに挿しっぱなしでも、邪魔になることはありません。