評価基準を開示します

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評価の基準を公開します


 2007年に日本で初めての「セキュリティソフトの比較サイト」として誕生した当サイト。高校1年の冬休みにサイトを始めてから今に至るまで、一貫して「公平で中立な評価」を模索しながら運営を続けています。


 そんな当サイトのセキュリティソフトの「評価基準」をこちらのページで明示したいと思います。



動作の軽さ


 私が独自にテストした結果に基いて評価を行っています。


テスト内容


 詳しいテスト内容については、以下の記事に詳細を載せているので合わせてご覧ください。


 一つ一つのソフトを、私のPCにインストールして最低4日以上使った上でテストと評価を行っています。


 問題点としては、私のPCとの相性によって動作に問題が出てテスト結果が悪くなる可能性がある点です。アンインストーラーを使ったり、Cドライブ内の残存ファイルを削除した上でインストールを行っていますが、相性による誤差が出る点は課題として残っています。


比較表内の表記


 比較表では軽さを10点満点の点数で評価しています。
 この評価は、テストを実施して数値として得られたデータの「平均値」をベースに、4日以上PCを使用して得た私の感想もふまえて点数を決定しています。概ね「平均値」の数値に沿った点数を相対評価で決定していますが、実際に使用した際の感想をふまえて補正する場合もあります(使用感と数値に齟齬がある場合もあるので)


 また、比較表内の「PC起動時間」「WEBサイト表示」掲載の数値は の三色に色分けしています。
 色分けの基準は5%以下が、5〜10%が、それ以上をとしています。


 なら動作感にほぼ影響なし、はやや負荷を感じる、はマシンのスペックによってはストレスを感じることもあるというイメージです。


ウイルス検出率


 当サイト掲載の「ウイルス検出率」は、ドイツのAV-TESTとオーストリアのAV-Comparativesが実施した「4つの性能試験」の結果の「平均値」を掲載しています。


 更新のタイミングによっては比較表やレビュー内に掲載している数値が異なる場合があるのでご容赦ください(特にレビュー更新期の秋〜冬はズレが多いです、、)


脆弱性対策


 脆弱性対策に有効な、ソフトウェアのアップデート機能の有無と内容を評価しています。


 機能があり、幅広い種類のソフトのアップデートに対応できるものを、少数の主要なソフトのアップデートに対応しているものをと評価しています。具体的な基準はありませんが、JAVAやFlash、主要なブラウザ等5つ程度のソフトにのみ対応している場合は、それ以上に対応している場合はと評価しています。内容は各ソフトのレビューに掲載しているので、あわせてご確認ください。


 アップデート機能が無いものは「機能無し」と扱っています。


危険サイト検知


 評価の基準は、私が4日以上使用しながらテストする際、危険サイト(フィッシング詐欺サイトやウイルス拡散サイト)に実際にアクセスしてみて、その検知の精度を確認しています。


 個人で収集できる検体には限りがあるため、概ね10サイト程度と少ないサンプル数である点は改善の余地があると感じています。8割方ブロックできれば、半分〜8割程度は、半分以下の場合はと表記しています。
 危険サイトでないサイトを誤ブロックすることが多い場合も、評価を悪くしています。


 以前はAV-Comparativesのテスト結果を引用していたこともありますが、日本人をターゲットとした危険サイトをテスト対象としていないため、引用するのに不適当ということで辞めました。


ネット銀行保護


 ネットバンキング専用のブラウザが機能として装備されている場合は「機能あり」と表記しています。必ずしもこの機能が無くてもアンチウイルスなどで保護されるので、項目自体を消そうか検討中です。


保護者機能


 「ペアレンタルコントロール」の内容・性能を評価しています。


 評価の基準は大きく分けて2つ。


 一つ目は有害サイトのフィルタリングの精度。実際に主要なアダルトサイト(Xvideos、FC2動画、Xhamster)にアクセスしたり、猥褻な単語を検索して上位に出てくるサイトにアクセスしてブロックの精度を確認しています。


 2つ目は機能の内容。
 インターネットの利用時間制限やPCの利用時間制限、アプリの起動制限機能などの有無を判断材料としています。


セキュリティソフトの比較はこちら



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