クラウドセキュリティZEROの評価レビュー

クラウドセキュリティZEROの管理画面

「更新料0円」が特徴

 アメリカのマイクロワールド社が開発する「eScan」というセキュリティソフトを、日本のソースネクスト社が販売しているものです。

 ソースネクスト社のZEROシリーズの中でも、ウイルスセキュリティスーパーセキュリティの間に挟まれた「中位版」というポジションのソフトです。

 今回は8日間にわたり使用して得た感想とデータを元に、レビューをお届けします。

軽さ ウイルス対策 通信保護 脆弱性対策 WEB保護 ネット銀行保護 PC盗難対策 ID/パス管理 保護者機能

7点
96.23% Firewall
IPS
他のソフトと比べる → セキュリティソフトの比較

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クラウドセキュリティZEROの評価(総評)


セキュリティ性能


セキュリティ性能(安全性)は?  セキュリティ性能は総合的に見て「低い」と評価せざるを得ません。


 ウイルス検出率テストの成績が時期によって変動することが多く、安定性に欠けます。おおむね平均〜下位のあたりをうろうろとしています。2019・2020年春のテストでは非常に悪い結果でした。


クラウドセキュリティZEROのウイルス検知画面


 「更新不要」のZEROシリーズではZEROスーパーセキュリティはセキュリティ性能が高いので、セキュリティソフトとしてはこちらを推奨します。


動作の軽さ


評価方法
起動時間 WEBサイト
5ページ同時読込
アプリ起動
(Excel)
クラウドセキュリティ 44.98秒 6.99秒 2.798秒
ソフト無し 40.35秒 6.98秒 1.826秒
増減
+11.5% +0.1% +53.2%

動作の軽さは?  8日間通して使ってみて、ブラウザの表示が軽快だったため「快適」という感想を持ちました。軽いソフトという印象です。数値として見ても、ブラウザの表示速度は妨げていない結果となっています。


 PCの起動やアプリケーションの起動についても、数値で見ると大幅な悪化が見られますが、実感としてはストレスを感じるほどの負荷感ではないです。ただ、数値に現れているとおり完全にサクサク動くわけではないので、その点はマイナスポイントですね。


 数値として計測したわけではありませんが、3Dゲームのプレイ時の動作が重くなったという印象がありました。ゲーマーにはおすすめしません。


購入・価格一覧

1台/更新不要 3218円
3台/更新不要 7538円
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以下、各機能の詳細な解説が続きます

各機能の詳細・評価


ウイルス・スパイウェア対策


4テスト
平均
AV-TEST
2020/1-2月
AV-Comparatives
Real-World Reference Real-World
2020/3
Malware Protect
2020/3
96.23% 92.45% 100% 不参加
他のソフトと比べる → ウイルス検出率ランキング

 2018年以前の成績はそれほど悪いものではありませんでしたが、2019年春と2020年春のテスト成績を見ると非常に悪く、当サイトで紹介している有料セキュリティソフトの中でも最下位級の成績です。検出性能は低いと評価せざるを得ません。


クラウドセキュリティZEROのウイルススキャン画面


 私のPCをフルスキャンしたところ、リスクのあるファイルを4件発見しましたが、全て某3Dゲームの関連ファイルのもので、誤検知でした。残念です。


脆弱性対策


 PCにインストールされている、ごく一部のソフトの更新状況を検査し、更新漏れを防ぐことでセキュリティを高める機能です。


 私のPC内で検知できたのはMozillaのFirefoxとThunderbird(メーラー)のみだったので、対応できるソフトの種類はかなり少ないようです。これでは機能が無いのと変わらないです。


クラウドセキュリティZEROの脆弱性対策機能

WEBの保護


 FirefoxやChromeといったブラウザにアドオンを追加することで、ウイルス感染などのリスクがある「有害な」サイトへのアクセスをブロックし、安全性を高めます。


クラウドセキュリティZEROの個人情報保護機能

 危険なサイトを表示しようとした時に遮断してくれるだけでなく、検索エンジンの検索結果にサイトが安全かどうか表示します。


 残念ながら日本のユーザーがあまり多くないため、日本語のサイトは安全かどうかの評価が行われていないものが目立ちました。当サイトは評価済みでしたが、私が別で運営しているサイト(ヤフーニュース、全国紙、週刊誌などに掲載歴あり)は評価されておらず、残念でした。


クラウドセキュリティZEROの個人情報保護機能

 また、評価済みのサイトでも危険性の判定の精度にはやや疑問が残ります。
 有名な不動産サイトを始め、安全であると推定されるいくつかのサイトが「危険」と判断され、ブロックされてしまいました。まあ、こうした「誤ブロック」は気になるほとではありませんでしたが、有効性に疑問を持たざるを得ません。


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個人情報保護


 クレジットカード番号などの個人情報を、予めクラウドセキュリティの管理画面に登録します。その登録された個人情報がWEBやメールを通じて外部に送信されないようにする、という機能です。


クラウドセキュリティZEROの個人情報保護機能

 試しにマイナンバーを模して11桁の数字を登録したのですが、FirefoxやChromeといったブラウザーからはもちろん、メーラー(Thunderbird)からもその数字列を送信することが出来てしまいました。私の使い方が間違っているのでしょうか・・・? 謎です。


ペアレンタルコントロール


  お子さんに有害なサイトを閲覧できないようにする、という機能です。他のソフトと同様に、有害サイトの「フィルタリング機能」と、PCやWEBの使用時間(曜日・時間帯で設定)に制限を掛ける機能によって構成されています。


クラウドセキュリティZEROのペアレンタルコントロール

 フィルタリングの精度の方は、やはり期待しない方がよいでしょう。
 本当に有効になっているの?? という感じでした。FC2動画などを始め、ほぼ見放題という感じです(笑)


PCチューニング


  操作画面が使いづらいので、上級者の人しか使いこなせないと思います。
 また、効果の方も私のPCでは実感することが出来ませんでした。


クラウドセキュリティZEROのPCチューニング(高速化)機能

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他のソフトを見てみる


クラウドセキュリティZEROと比較したいソフト


ZEROスーパーセキュリティ
ZEROスーパーセキュリティ  同じく「ZEROシリーズ」の上位版です。
 こちらはトップクラスのウイルス検出性能と、最低限役に立つ脆弱性対策機能をそなえており、クラウドセキュリティよりもセキュリティ性能は断然高いです。
 動作の軽さではスーパーセキュリティの方がやや劣るため、PCのスペックと相談して検討することをおすすめします。
軽さ / 検出率
6点 / 99.85%
価格
更新不要/1台 3218円
更新不要/3台 6458円
評価レビュー 公式サイト(購入)




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