- 2017年6月16日更新
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一括りにできないスマートウォッチ
「スマートウォッチ」と言われて多くの人が思い浮かべるのはApple Watchだと思います。しかし、スマートウォッチという言葉の定義は意外と広く、様々なタイプの腕時計型端末を含んでいます。
この記事では、形状や用途からそうした様々なタイプが存在する「スマートウォッチ」をタイプごとに分類していきたいと思います。
形状別
まずはハードウェアの形状・特徴から分類してみます。
スマートウォッチ
主な機種 : Apple Watch Huawei Watch
「スマートウォッチ」と言われて多くの人が思い浮かべるカテゴリーです。
最大の特徴は、文字盤の部分に液晶や有機ELのディスプレイを装備している点で、この画面を使って様々な機能を使うことができます。
文字盤のデザインを自由に「着せ替え」することもできますし、スマホの通知を画面上に表示する、アプリを使って機能を拡張するといったことが可能です。反面、電池持ちは丸1日からせいぜい2日程度なので、定期的な充電が必要となります。
ハイブリッドウォッチ
主な機種 : G-SHOCK GBA-400 オシアナス OCW-G2000C-1AJF
「コネクテッドウォッチ」とも言われ、カシオやシチズンなどの時計ブランドがこぞって参入しているカテゴリーです。
見た目は従来の腕時計と変わりません。液晶画面ではなく文字盤を採用しています。スマホとBluetoothで連携させることで、腕時計の時刻を合わせたり、スマホの音楽再生を腕時計側から操作するなどの機能を利用できます。
また、fossil Qシリーズやwena wristでは、スマホに届いた通知をヴァイブレーションで知らせてくれる機能もあります。メールや着信を見逃さずに済みます。
機能は「腕時計プラスアルファ」程度に留まりますが、その分電池持ちは一般の腕時計と遜色ないか、1週間程度使えるものが多いです。ソーラー駆動で充電不要という機種もあります。
スマートバンド
主な機種 : SONY SmartBand SWR30 HUAWEI TalkBand B1
腕時計というよりも、リストバンドのような形状のウェアラブル端末です。
画面や文字盤を一切持たないか、あっても小さな白黒の液晶画面程度です。
加速度センサーや心拍計などのセンサーを装備しており、運動時の歩数や消費カロリーなどを記録したり、睡眠の質を診断するといった機能を持つものが多いです。スマホの通知を受け取ったり、スマホを操作(音楽の再生やカメラの撮影など)できるタイプもあり、機種によっては機能が充実しているものもあります。
用途別
続いて、主な用途ごとに分類します。
通知を届ける
スマホと連携することで、スマホに届いた通知を手元で確認することができます。
LINEや簡単なメール程度であれば、わざわざスマホを開く必要が無くなりますし、大事な着信を見逃さなくて済むのが利点です。
ほぼ全ての「スマートウォッチ」と、一部の「ハイブリッドウォッチ」「スマートバンド」がこうした機能を持っています。
ライフロガー(活動量計)
加速度センサーや心拍計などの各種センサーを用いて、運動や睡眠の記録を取るタイプです。運動時はスマホとの接続が不要で、終了後にスマホと接続してデータを管理できる機種もあり便利です。
「スマートバンド」が強い分野ですが、一部の「スマートウォッチ」にもこうした機能を持つ機種があります。
自分に合ったものを選ぼう
一口に「スマートウォッチ」と言っても、その用途や形状は様々です。
ご自分の使い方に合ったタイプを選んでください。
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