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これからのスマートウォッチは?
さまざまな形のウェアラブル端末が開発されている中で、個人ユーザーに最も受け入れられやすいのはおそらく腕時計型の「スマートウォッチ」でしょう。
世界的に見たスマートウォッチの販売台数は、2012年に72万台、2015年に6500万台(予想)、そして2016年には1億台に届く見込みです。日本国内でも徐々にユーザーが増えてきましたが、そんなスマートウォッチ市場の今後や、スマートウォッチの進化を考えてみたいと思います。
スマホは国内発売開始4年で普及した
今では当たり前のスマホも、たった数年前まではごく限られた人だけのアイテムでした。
ソフトバンクがiPhone3Gの取り扱いを始めたのは2008年、ドコモから初のAndroidスマホが発売されたのは2009年。そして当時10%足らずだったスマホ普及率はその後数年で爆発的に伸び、スマホ元年と言われる2012年には50%に届く勢いとなっているのです。
2016〜17年がスマートウォッチ元年?
スマホの場合、最初に日本国内で発売されてから普及するまでに4年の歳月を要しました。
スマートウォッチの場合、2014年にAndroid WEARが投入され、2015年にApple Watchが発売となりました。当サイトでも2015年のApple Watch発売以降にアクセス数が急増しましたが、スマートウォッチの存在が世間に認知されたのが2015年という年です。
ですが、皆に知られるだけでは世間に普及していきません。マーケティングの世界では有名な「製品ライフサイクル」で考えると、スマートウォッチは第一段階目の「導入期」に入ったところだと思います。この段階では、新製品に飛びつく「新しいもの好き」層の人が製品を手にするとされています。こうやって最初にスマートウォッチを手にした人たちが、口コミでその利便性を周りに伝えていくことで、一気にその普及に弾みがつくでしょう。
技術的な進歩
スマホは既に技術的に成熟してしまった感があり、「最新モデル」に魅力を感じないという人も増えているようです。しかしスマートウォッチは違います。新機種が発売されるごとにデザインがよくなったり、バッテリー持ちが改善されたり・・と、技術的にもどんどん進歩している段階です。
では、この進歩の先には何が待っているのでしょうか。近い将来に皆さんが手にするスマートウォッチの姿を考えてみましょう。
単独で使えるスマートウォッチ
現在主流のスマートウォッチは、いずれもスマホを介して通信をしています。スマホが無ければメールを受信したり、SNSの通知を確認することも出来ません。ですが、今後はLTEや3Gで自ら通信できるスマートウォッチが増えていきます。
実は既に2016年に世界初の「LTE対応」スマートウォッチが発売されています(初回発売は15年だが、欠陥のためすぐ販売中止、その後再開) 自立して通信が出来るので、スマホが無くてもメールの送受信や通話も出来ます。残念ながら実用性の方はまだ充分といえるレベルではありませんが、ちょっとした外出程度ならこれだけでもOKです。 今後、製品としての完成度が高まっていくことで、スマホを持たなくても困らない日がやってくるかもしれません。補完的存在であったスマートウォッチが、主役であるスマホの存在を脅かすかもしれない、というわけです。
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