あなたも狙われている
遠隔操作ウイルスやネットバンキングの不正送金ウイルスなど、パソコンへのウイルスの脅威は年々高まっているといえます。かつてコンピューターウイルスは、高い技術を持っていることを誇示するためにいわばイタズラ目的で作成されていました。しかし今は違います。ITが社会の根幹を握った今、ウイルスは重要なデータやお金を奪うことを目的に、この瞬間も世界のどこかで生まれ続けています。今一度、パソコンのセキュリティを見直してみませんか。
セキュリティソフトだけでは不十分
セキュリティソフトを紹介しておきながら恐縮ですが、セキュリティソフトをインストールするだけでは不十分です(でもセキュリティソフトは必要ですよ!) セキュリティソフトは、玄関のドアについている鍵のようなもの。家の鍵だって、ピッキングという手口でこじ開けられてしまうことがありますよね。セキュリティソフトも同じです。破られるときは簡単に破られてしまいます。まずはそのことを念頭に置いて、セキュリティを考えてほしいと思います。
どうすればいいの?
パソコンをウイルスに感染させない
これが一番重要なセキュリティ対策です。どんなセキュリティソフトでも、検出率は100%ではありません。既に世界のどこかで発見されたウイルスをセキュリティソフト会社が解析し、それを定義ファイルという形でユーザーに送信、セキュリティソフトはその定義ファイルに基づいてウイルスか否かの判断を行なっています。未知のウイルスを検知するヒューリスティックスキャンという機能があるセキュリティソフトも最近増えてきてはいますが、それでも万全ではありません。だから、ウイルスに感染させないことが何よりも大事なことなのです。
ユーザーの心がけ次第で感染は防げる
ウイルス対策に打つ手無し? いいえ、そんなことはありません。あなたの心がけ次第で、ウイルス感染のリスクを格段に減らすことができます。
その具体的な方法はウイルスに感染させないユーザーの心がけへ