フィッシング詐欺対策5箇条
今日からでも簡単にできる5つの「フィッシング詐欺対策」を紹介します。どれも今すぐ、簡単に、誰でも実行できる方法ばかりなのでぜひ参考にしてください!!
メール対策はこれ!
最も多い手口である「メールからの誘導」に引っかからないためには、メール内のリンクを安易にクリックしない事が大切です。
例えば、××銀行からパスワードの再設定を促すメールが来た場合、ウェブ検索から××銀行を開き、「個人情報流出」や「システムの変更」が事実か確認しましょう。 もし正規サイトでその事実が確認できないようなら、届いたメール内に記載されているのはフィッシングサイトのURLの可能性が高いですね。
・メールの「差出人」ではなく「電子署名」があるか確認する
・あらかじめブックマークしておいたページからのみアクセスする
・メールの受信方式を「HTML」ではなく「TEXT」にしておく
この3点を日頃から心がけていれば、フィッシングメールに引っかかるリスクは大幅に軽減されます。
URLの確認方法はこれ!
メール内リンクもそうですが、掲示板に張られているURLもよく見れば正規の物と少し違っていることがあります。 本物に似せていますのでこの段階で見抜くのは難しいのですが、いざ個人情報の入力を求められた時は
・ブラウザ上に「鍵マーク」がある
・アドレスが「https〜」で始まっている
以上の事を必ず確認しましょう。 この鍵マークは情報暗号化の『SSL通信』をしている証明書で、正規サイトは個人情報を入力する時には必ずこの方式を使います。 なお、その場合はアドレスが「https」で始まっているはずですので、これも合わせて確認してください。
ID、パスの注意点はこれ!
パスワードを使いまわしていると、フィッシングサイトに情報を抜き取られてしまった場合にさらに被害は拡大します。
特に「同じID+同じパスワード」の組み合わせは絶対に2つ以上のサイトで使ってはいけません。
また、パスワード自体も
・誕生日、名前から推測しやすい
・英字のみ、数字のみ、ゾロ目など
こうしたパスワード設定は避けるべきです。
ウイルス対策は万全に!
ネットに接続するデバイスは、常に最新の状態に保っておきましょう。 どんなOSやブラウザにも多少なりとも「穴」や「不具合」はありますが、定期的にアップデートを行うことでそれを第3者に悪用されるリスクは少なくなります。 スマホの場合は、各種アプリのアップデートも忘れずに。
そして常に進化し続ける新しいウイルスに対応するために重要なのは、もちろんウイルス対策ソフトです。
・自動アップデートにしておく
・ファイアーウォール、ウイルス感知システムは常にオンにしておく
以上の2点を心がけましょう。
インストールする前に!
PC用のフリーソフトや、スマホ用のアプリにも危険は潜んでいます。
圧縮ファイルや画像ファイルに見せかけた物もあり、開いた瞬間ウイルスに感染してしまう事もあるのです。
ウイルス対策ソフトを常時起動しておけばある程度防ぐことは出来ますが、念のため
・PCの場合はファイルの拡張子を確認する
・スマホの場合は必ず公式マーケットからアプリをダウンロードする
ようにしましょう。
PCのこの操作は、「フォルダオプション」→「登録されている拡張子を表示しない」のチェックを外す事によって行えます。
これでファイルが偽装された物かどうか見抜くことができるようになります。
それでも防ぎきれない脅威には・・
これだけ気をつけていても、引っかかるときは引っかかってしまいます。最後の砦として、フィッシング詐欺対策機能があるセキュリティソフト・アプリを使いましょう。最近の多くのセキュリティソフトには、フィッシング詐欺サイトにアクセスすると警告を表示して知らせてくれる機能があります。ぜひ活用しましょう。
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