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2013年4月23日更新
ポイント
公開設定は「非公開」に!
ツイッターのリスク
日本国内でもユーザー数が2千万人近くいるといわれるツイッター。東日本大震災のときには災害情報の共有にも役立ち、一躍脚光を浴びたサービスです。Facebookとは違い、実名で利用していない方が多く、またプロフィールも簡素なので個人情報流出の懸念をしている方は少ないのではないかと思います。そんなツイッターですが、個人情報流出に関して意外と侮れないリスクがあるんです。
ツイッターへの投稿は、他のSNSよりも高頻度で行われます。「〜なう」という言葉に代表されるように、自分の行動や思ったことをリアルタイムで投稿しているというユーザーも少なくないでしょう。これがTwitter特有の個人情報流出のリスクです。ではこのリスクは具体的に、どのようにして個人情報流出と結びつくのでしょうか。
Facebookのページでも述べていますが、昨年ある新聞社が海上自衛隊の潜水艦に乗務している隊員のFacebookの投稿から、防衛上の重要な機密に該当する潜水艦の行動を探り当てました。これは隊員がFacebook上で自らの勤務先を明かした上で公開の場で「〇〇なう」といった投稿を行っていたために起きた事件です。一つ一つの何気ない情報をパズルのように組み合わせていくことで、潜水艦の作戦行動という国家機密にまで探りをいれることができてしまうのです。国家機密というのは大げさかもしれませんが、何らかの目的であなたを狙っている者がこうしてあなたの投稿からあなたのあらゆる情報を引き出してしまうリスクがあるということです。業務上のことを投稿しないというのは言うまでもありません(例えば「〇〇に出張なう」といったことも含めて)が、私生活を無闇にアップするのはリスクのある行動だということを忘れないでください。
気をつけるべきポイント
公開設定は「非公開」に!
どんなに気をつけていても、人間誰しも失敗を犯すものです。ネット上にあげてはいけない情報をあげてしまっても問題が起こらないようにするには、不特定多数に自分の投稿が見られないようにすることが必要です。限られたフォロワーしか投稿にアクセスできない状態(いわゆる「鍵付きアカウント」)での利用を推奨します。
設定方法はいたって簡単。
画面右上の歯車マーク>設定>ツイートの公開設定>変更を保存
という手順で設定できます。フォロワーが既にいる状態で非公開に設定すると、既にいるフォロワーにはあなたの投稿が見える仕様になっています。もし今いるフォロワーの中に自分のつぶやきを見せるのが不安な人がいる場合はそのユーザーをブロックしましょう。ブロックしたいユーザーのプロフィールページを開き、「フォロー中」のボタンの左のボタンから設定可能です。
炎上対策にもなります。
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