- 2017年2月9日更新
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無料セキュリティソフトの定番 無料セキュリティソフトのブランドとして日本国内でも知名度が高い、AviraのAndroid用無料セキュリティアプリです。ドイツの会社が作っている製品です。 無料でありながら高いセキュリティ性能と動作の軽さを両立し、操作画面も見やすくて使いやすい。多くの人におすすめ出来る内容になっています。 |
軽さ | ウイルス対策 | 盗難紛失対策 | 着信拒否 | 危険サイト対策 | バックアップ |
---|---|---|---|---|---|
軽い |
100% |
目次
Avira Antivirus Securityの評価(総評)
セキュリティ性能
トータルで見ても、有料のセキュリティアプリに引けを取らない水準のセキュリティ対策が期待できます。
調査機関のテスト結果を見ても、いずれのテストでも高いウイルス検出率をマークしていますし、Androidのセキュリティ対策に必要な機能は一通り揃っています。
動作の軽さ
完璧に負荷感が無いわけではありませんが、最近のAndroidスマホやミドルスペック以上のタブレットでは「ほぼ」負荷を感じることなく使えるでしょう。
私もXperia Xで普段愛用していますが、特に不満は無く使えています。若干、バッテリーの減りが早くなったかな・・?という気はしますが、まあこれも許容範囲内ですね。
機能の紹介
ウイルス・マルウェア対策
スマホ本体のアプリやファイルはもちろん、SDカード内のアプリやファイルなどもくまなくスキャンしてくれます。
初期設定のままで、アプリをインストールした時やアップデートした時に自動的にアプリのスキャンをしてくれます。
また、定期的に行われるスマホ全体のウイルススキャンは無料版では1日に1回。曜日と時間を設定することができます。曜日を設定できるので、毎日ではなく1週間のうちスキャンしたい曜日、日数を指定することが可能。
初期設定では「アドウェア」「PUA(潜在的に迷惑なアプリケーション)」「リスクウェア」「アプリ」「ファイル」の5項目がスキャンされるようになっています。スキャンが不要な項目はチェックを外すことでスキャン対象外にできます。スキャンの時間を短縮したいときなどは不要と感じる項目のチェックを外すと良いでしょう。
なお、無料版では有害なウェブサイトからスマホを守るインターネットブラウジング機能は利用できません。利用したい場合は3,600円/年で有料版にアップグレードする必要があります。
紛失・盗難対策(アンチセフト)
スマホ端末を紛失してしまったときに、インターネットを使ってパソコンや他のスマホなどからスマホ端末の現在地を確認することが出来ます。さらにパソコンなどから遠隔操作をしてスマホをロックしたり、連絡先データや写真などプライベートデータを消去することも可能。
家の中など身近な場所で見当たらなくなった際には、遠隔操作で大きな音を鳴らしてスマホ端末を見つける手助けをしてくれます。
この機能を利用するには事前の利用者登録が必要。パソコンなどから「Avira Online Essentials」のページでアカウントを作成し、スマホ端末を登録しておく必要があります。事前登録が必要なものの、日本語のページなのでそれほど難しい操作はありません。
また、遠隔操作をするにはスマホ端末の位置情報をオンにしておく必要があります。
Identity Safeguard
自分のメールアドレスがハッキングされていないか、スマホに登録してある連絡先に危険性がないかウイルススキャンをしてくれます。
危険性が見つかると、「セキュリティ違反が発生した」としてそのメールアドレスを教えてくれます。心当たりがないメールアドレスを指摘された場合は消去してしまった方が良いでしょう。
着信・SMS受信拒否
電話の着信拒否やメールの受信拒否を設定することができます。
各キャリアの機能で着信拒否や受信拒否を設定することも可能ですが、このアプリの「ブラックリスト」に登録をするとアプリでブロックするためスマホで一度着信、受信します。
キャリアの機能で拒否した場合は着信や受信があったのかどうか確認することができません。しかしこの「ブラックリスト」に登録した場合はそれを確認することが可能。いつ、どれくらいの回数接触してきているのかなど拒否した相手の動向をチェックすることができます。
また、連絡先に入っていない着信、受信を全て拒否する設定も用意されています。
プライバシーアドバイザー
スマホの個人情報にアクセスできてしまうアプリを危険度によって3段階に分けて教えてくれます。
最近はスマホ内の連絡先データや写真、位置情報などを抜き取る悪質なアプリが存在するため、その脅威から守るための機能です。
「高リスク」として表示され、アプリの配信元やアプリの内容がよく分からないというアプリがある場合はアンインストールしてしまうのが無難でしょう。