自分で買うのと、どちらがいい?
携帯電話会社がスマホ向けにセキュリティアプリなどを提供しています。こういったサービスは月額利用料金を電話料金に上乗せして支払うことで利用できるのですが、自分でセキュリティアプリを購入してセキュリティ対策をするのと、どちらがよいのでしょうか。様々な角度から比較していきます!
中身はどちらもほぼ変わらない
まず肝心の中身について。
基本的な機能についてはドコモ(ドコモ あんしんスキャン)とソフトバンク(スマートセキュリティ powered by McAfee)はマカフィーモバイルセキュリティを自分で購入するのと同じだと考えて大丈夫です。
また、au(安心セキュリティパック)についても、自分でウイルスバスターを購入して使うのとほとんど同じです。
若干異なるのは、auの安心セキュリティパックを利用するとスマホの操作がわからないときにコールセンターに電話をすることで、オペレーターが操作方法を遠隔操作で教えてくれるというサービスが付帯するという点です。セキュリティに関しては自分でアプリを購入して使用するのと変わらないと考えてかまいません。
費用の比較
サービス名 | 月換算の費用 |
---|---|
ウイルスバスター2年版を 自分で購入 |
164円 |
ノートン2年版を 自分で購入 |
214円 |
ドコモ | 216円 |
au | 324円 |
ソフトバンク | 324円 |
次に、価格の比較です。
ドコモのサービスは月額216円、auとソフトバンクでは月額324円となっています。この金額、自分でアプリを買うのと比べて高いのでしょうか、安いのでしょうか?
結論は上の表を見ても分かるとおり、いずれのケースでも自分で買った方が安いという結果です。
1ヶ月あたりで見るとわずかな差ですが、2年間で見るとウイルスバスターを自分で購入した場合とauでウイルスバスターを契約するのとでは、総額で3836円もの差になります。
ただし、「auスマートパス」(月372円)を契約しているauユーザーの場合は、auスマートパスでウイルスバスターを無料で利用できるため、これを使わない手はありません。
結論
中身はほぼ同じ、そして費用が圧倒的に安いということで「自分で買った方がいい」というのが結論です。
携帯電話会社のサービスには、携帯電話会社の利益が上乗せされているため、セキュリティソフトの会社から直接買うよりも割高になるのは仕方ないです。