- 2015年10月27日更新
- セキュリティ
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マイナンバーの安全性とセキュリティ対策
2015年10月から始まったマイナンバー制度。年金を始めとする社会保障に関する手続きや、役所への書類申請、あとは納税などに使われるそうです。「マイナンバー」は国民一人一人に12桁の番号が与えられ、その番号は一生変わりません。管理をちゃんとしないと、悪用される恐れもあるようです。以下、マイナンバーを安全に使うための情報を紹介します。
マイナンバーは重要な個人情報
マイナンバーは冒頭で紹介した通り、これからは役所とのやり取りに欠かせないものになります。税金を払う、年金の手続きをする、印鑑登録証などの証明書を発行するといったシーンが想定されます。また、勤務先にマイナンバーを伝える必要もありますし、銀行や証券会社に口座を開く時にもマイナンバーが必要になっていきます。
マイナンバー自体は単なる12桁の数字です。しかしこの番号の下に年収・納税額、住所、銀行口座の残高、年金情報、勤務先情報、医療費に関する情報など、あらゆる情報が集約されます。マイナンバーはこれらの、今までは社会の中にバラバラに散らばっていた情報をまとめるためにあります。
自分のマイナンバーをTwitterに書き込んで漏らしても、罰せられることはありません。しかし人から預かったマイナンバーを漏らすと、「4年以下の懲役又は200万円以下の罰金」という罪を課せられます。これは今まであった個人情報保護法よりも遥かに重い罰則で、そのことからもマイナンバーの重要性がわかります。