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- 会社でのネットサーフィンに要注意!
全ての動作が記録されているかも?
2016年、佐賀県で勤務中に公用PCでアダルトサイトを閲覧していた職員が懲戒処分を受けるという事件がありました。
県が導入していたセキュリティシステムが、ウイルス感染のリスクがあるサイトへのアクセスを検知したことが発覚するきっかけとなっています。
佐賀県の事例ではセキュリティシステムの発動がきっかけですが、一定以上の規模の企業や役所では社内ネットワークの閲覧を制限するフィルタリングソフトや、監視するためのモニタリングシステムを導入しているところも少なくありません。
特に最近は情報システム担当者は社内ネットワークのウイルス感染に敏感になっているため、社員がアクセスしたサイトのURLを毎日ざっとチェックしているところもあります。
社内でのネットの閲覧は「監視されている」可能性があります。
気をつけるべきポイント
上司に見られて困ることはNG
アダルトサイトの閲覧のような分かりやすい「NG行動」は論外として、一般サイトについても注意が必要です。
例えば業務時間中に会社のPCで個人的なネット通販の購入を行ったり、SNSをチェックした経験がある人もいるかもしれません。少しくらいであれば問題になることは無いかもしれませんが、それが度を過ぎると当然何らかのペナルティを受ける可能性があります。WEBの閲覧時間を監視するソフトもあります。
監視対象はウェブの閲覧だけではない
会社によっては、USBフラッシュメモリーなど外部記録媒体の使用を禁止している職場もあるでしょう。私が以前いた会社がそうでした。
こうした規則を設けている会社では、会社PCにUSBが接続されたことを検知し、情報システム担当者や内部統制担当者などにアラートがいくシステムを導入しているところもあります。私が以前いた職場でも、年に数人それで「処分」を受けていました。
企業向けに提供されている監視ソフト「iMonitorsoft」のサイトを見ますと、とても幅広い範囲で「監視」が可能であることが分かります。