選ぶ価値はあるのか?
AndroidやiPhone全盛の時代に、あえてWindows Phoneを選ぶ理由はあるのか。ここでは「AndroidやiPhoneにはない」Windowsスマホだけが持つ「魅力」を見ていきたいと思います。
スマホがPCになる
Windows 10 Mobileの上位機種に搭載されているContinuumという機能を使えば、パソコンが必要なくなるかもしれません。
WindowsスマホをテレビやPCモニターに接続すると、Windows10のPCそっくりの画面になるというものです(画面を拡大するだけではない) 普段はスマホとして使いつつ、必要な時はPCとしても使える。大きな画面でネットサーフィンや動画鑑賞を楽しむとか、WordやExcelの編集も捗ります。もちろん、マウスやキーボードも接続出来ます。
PCを完全に代替できるわけではありませんが、日本マイクロソフトの平野社長が日経新聞の取材に「これまでPCでできた仕事の8〜9割はスマホで代替できることを実感した」と答えています。だいたいの事は代替出来る、という感じです。
Officeアプリが標準装備
「Office Mobile」が標準装備です。Word、Excel、PowerPoint、OneNoteが利用できます。スマホ用に最適化された画面で、Officeの閲覧や編集作業が出来るので、外出先で編集することも可能です。Windows Phoneをプロジェクターやテレビに接続して、プレゼンをすることも可能です(パワポのスライドショーはPC版とほぼ同じ)
PCと同期しやすい
WindowsのPCと同期・共有しやすいのがWindows Phoneの利点です。One Driveというクラウドサービスが無料で使えるので、例えばPCで作成したWordの文書を外出先からWindows Phoneで開いて編集する、という使い方が出来ます。また、Windows 10の新しいブラウザ「edge」のブックマークはPCとスマホで簡単に同期できます。
そもそも、スマホとPCが1台にまとまれば「同期」する必要自体がありませんよね。
ファイル管理が簡単
AndroidやiPhoneでいうところの「ファイルマネージャー」アプリが標準装備されています。これがとても便利で、Windows Phone内のデータを探したり、移動やコピー、削除も簡単に出来ます。「スマホの形をしたPC」というイメージです。Officeで作った資料の整理や、撮影した動画や写真の整理に役立つでしょう。
セキュリティが強固
今のところ、Windows Phoneはウイルスに感染する可能性が極めて低いです。ウイルスに感染しにくい仕組みを取り入れていますし、シェアが低いおかげで攻撃のターゲットにされにくいです。
北陸地方の地銀、北國銀行では全行員にWindows Phoneを支給しています。セキュリティ要件が非常に厳しい金融機関にも選ばれています(2016年8月にWindows 10 Mobileの採用を公表)
AndroidやiPhoneからの乗り換えが簡単
標準装備の電話帳移行機能を使えば、今まで使っていたスマホから簡単に電話帳データを移行できます。方法は簡単で、古いスマホとWindows PhoneをBluetoothで接続するだけ。以前のスマホにアプリをインストールする必要もありませんし、ケーブルで接続する必要もないです。
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