Windowsスマホがパソコンになる!
Windows 10 Mobile搭載のスマホを買えば、パソコンはもう必要なくなるかもしれません。Continuum(コンティニュアム)という機能を使うことで、PCモニターやテレビにWindows Phone接続すると、Windows Phoneをパソコンのように使うことが出来るんです! 以下、Continuumについてわかりやすく解説します。
Continuumって、何が出来るの?
テレビやPCディスプレイ等の外部モニターにWindows Phoneを接続すると、画面に「Windows10」のPCそっくりの画面が映しだされ、ネットサーフィンやOfficeの編集作業などが出来ます。Bluetooth等でマウスやキーボードを接続出来るので、長文のタイピングも問題ありません。
Windows10のPCと完璧に同じことが出来るのか、と言うとそういう訳ではありません。PC用のソフトは使えませんし、ExcelもVBAなどの一部機能はダメです(Officeの機能・操作画面はPC版とほぼ同じ) 動画鑑賞やメール等も含めて、平均的なユーザーが普段パソコンでやっていることは概ね代替できるかな、という感じです。日本マイクロソフトの平野社長は、「これまでPCでできた仕事の8〜9割はスマホで代替できることを実感した」と日経新聞の取材に答えています。
具体的に何が出来るのかは以下の記事をご覧ください。
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Continuumの使い方
使い方は簡単。用意するものはContinuum対応のWindows PhoneとDisplay Dock、そして外部モニターの3点です。Windows Phoneとモニターを、Display Dockを介して接続することでこの機能が使用出来ます。Windows Phoneを直接モニターにつないでも使えません。
なお、Display DockではなくScreenBeam Mini2 Continuumを使えば、無線で接続することも可能です。ScreenBeamをテレビなどにHDMI端子に挿し、ミラキャストという方式でWindows Phoneとワイヤレス接続します。
Continuumの魅力
Continuumには2つのメリットがあります。
パソコンが不要になる
ネットサーフィンやメール、動画鑑賞といった軽作業でしかパソコンを使わない、というライトユーザーはパソコンを手放すことが出来るかもしれません。PCを置いておくスペースが必要なくなりますし、PCを買い替えるお金も節約できます。Windows Phone一台で全てOKです。
最近は若い世代を中心に、スマホで何でも済ませる人が増えています。例えば、普段はスマホしか使わないけど、レポートを書く時だけパソコンが必要・・という文系の学生はContinuumでも「乗りきれる」と思います。
ただし、「乗りきれる」程度のものであって完全に代用になるかと言われると、そうでもないです。PCを使う機会が日常的にある人は、そのままPCを使い続けるのが無難でしょう。
作業環境を統一できる
外出先で「PCに保存したあのデータを確認したい!」とか「ブラウザに保存したパスワードが思い出せない」なんて経験はありませんか? スマホとPCが一緒になれば、そういったことは一切無くなります。パソコンをポケットの中に入れて持ち歩ける、という感覚です。
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