Windows Phoneの弱点・デメリット

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Windows Phoneの弱点・デメリット

 AndroidとiPhoneがほぼ独占している日本のスマホ市場。Windows Phoneはいわば「挑戦者」であるわけですが、使っていく上で何か弱点やデメリットは無いのでしょうか? 買う前に知っておきたい、Windows Phoneのデメリットを紹介します。


アプリが少ない
38.5万
143万
121万

 Windows Phone最大の弱点、それはアプリの少なさです。AndroidやiOS(iPhone)はアプリの数が100万種類以上ありますが、Windows Phone用のアプリは38.5万にとどまります。LINEや乗り換えアプリなど、絶対不可欠なアプリは一通り揃っていますが、スマホをもう少し便利に・楽しくしてくれるアプリは壊滅的な状況です(参考:Windows Phoneのアプリ) スマホでゲームをする人がWindows Phoneに乗り換えるのは無理です。


 しかし、Microsoft社も手をこまねいている訳ではありません。「Windows Bridge」というツールを使って既存のAndroidアプリを「変換」することで、そのままWindows Phoneで動くアプリにしてしまう、というすごいプロジェクトを進行中です。ツールで変換するだけなので、「Androidアプリを作ったついでに」Windowsアプリを用意しようと考えるアプリ開発者もかなり多くなりそうですね。アプリの数は今後、飛躍的に増えていくでしょう。 ちなみに、iPhoneアプリからの書き換えも検討中で、これはプログラムを若干書き換える必要があるそうです。


端末が少ない

 海外ではNokiaのLumiaシリーズが多数発売されていましたが、国内正規モデルは長らく存在していませんでした。ようやく2015年6月に、4年ぶりの国内モデルであるMADOSMA Q501が発売され、国内で選べる機種は徐々に増えつつあります。


 各メーカーの担当者に話を聞いてみると「数年かけて機種を増やしていきたい」と息巻いているので、選択肢は今後もますます増えていきそうです。


機能的な問題

 私はLumia 930(海外モデル)を持っていますが、使用感はAndroidスマホやiPhoneと何ら変わりません。いたって普通のスマホです。ですが機能面では若干劣るなあと感じています。


 まず、Windows Phoneにはドコモやauなどのキャリアスマホでは当たり前の「おサイフケータイ」や「ワンセグTV」といった機能がありません。こうした「ガラパゴススマホ」的な機能は、Windows 10 Mobileになっても期待できないでしょう。キャリアスマホからの乗り換えだと、若干不便を感じるかもしれません。


 また、iPhoneのSiriのような音声認識機能もWindows Phoneではまだまだです。Cortana(コルタナ)という音声認識機能がWindows10シリーズにもありますが、2015年11月にようやく日本語対応したばかりで、「使える」レベルにありません。日本Microsoft社の担当者も「まだお遊び程度のものと思ってください」と言っています。実用的なレベルになるまでにはもう少し時間がかかるとのことです。
私自身は音声認識を使おうと思わないので、どうでもいいんですけど・・




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