Android Oneのセキュリティを解説します
徐々に機種が増えつつあるAndroid One。そのセキュリティ上の特徴や機能を紹介した上で、必要なセキュリティ対策を紹介します。
目次
Android Oneとは
まずはAndroid Oneを分かりやすく解説します。
新興国向けのスマホブランド
「Android One」はGoogleが展開しているスマホのブランドの一つです。
主に新興国で出回っている低〜中価格帯のスマホは性能が低く、またセキュリティ上必要なアップデートが行われないといった問題がありました。
そうした問題を解消するために投入されたのがAndroid Oneシリーズです。実は基本的な機能は通常のAndroid搭載のスマホと差はほとんどありません。
独自のセキュリティ機能がある
Android Oneは他のAndroid端末とは異なり、セキュリティ面で強化されている部分があります。
Androi Oneの最大の売りは、販売から最低18ヶ月間、システムのアップデートを保証している点です。
スマホでもPCでも、セキュリティ上の欠陥を修正するためにしばしば「アップデート」が行われており、それを適用することはセキュリティ対策の基本の基本です。
ですが一般的なAndroid端末では、Googleがアップデートを配信しても端末の開発元がそれに対応しない(アップデートを配信しない)ということがしばしばあり、結果としてアップデートされないまま使われてしまうことが多いという問題があります。
ちなみに、iPhoneでは全体の8割のユーザーが新しいバージョンを使用しているのに対し、Androidでは1%しかいないというデータもあります。
Android Oneは、アップデートが適用されないというAndroidが抱える問題に対してGoogleが提示した「答え」と言えます。
必要なセキュリティ対策は?
では、Android Oneではどのようなセキュリティ対策が必要なのか紹介します。
通常のAndroidと同じ対策が必要
基本的にAndroid Oneは一般のAndroidと一緒なので、やるべきセキュリティ対策も同じです。
特別に何かをする必要があるとか、逆に何かをしなくていいということはありません。
何をすればいいの?
Androidのセキュリティ対策については、以下の記事を参考にしてください。
「やるべきこと」を一覧でまとめています。