申し込み時の身分証明書は不要
ポイント還元率の高さに加えて、申し込み手続きがとても簡単な点も楽天カードが人気な理由のひとつかもしれませんね。ほとんどのカード会社では、申し込み時に運転免許証番号の入力や身分証明書コピーの郵送を求められます。ですが楽天カードは申し込み時にそういった書類の提出はいっさい不要。
とはいえカード会社には、「本人確認法」によってカードを発行する際に本人確認を行うことが義務付けられています。楽天カードの場合はどうやって本人確認を行っているのでしょうか。
配達員に身分証明書を提示するだけ
楽天カードは佐川急便の「受取人確認配達サービス」や日本郵便の「本人限定受取郵便」を利用しています。
いずれも、配達時に配達員が身分証明書を目視確認→証明書の記号番号・生年月日を端末で照合→本人確認完了→カード受け取りという流れになります。
使える身分証明書は?
ここで公的書類として使えるものは
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード(顔写真付き)
・在留カード・特別永住者証明書・外国人登録証
一般的なのはこの4種類。偽造された書類などでない限り間違いなくクリアできます。
ただし、受取人確認配達サービスは「受取人本人が自身の公的書類を提示する」ことが大前提です。例え家族であっても「身分証明書を預けて留守中に代わりに受け取ってもらう」ということはできませんのでご注意を。
また、学生証は身分証明書として利用できないので注意してください。
身分証明書と現住所が違う場合は?
一人暮らしの学生さんや引っ越ししたばかりの方、身分証明書の住所変更は済ませていますか?
私も学生時代そうでしたが、住民票を実家においたまま離れて一人暮らしをしている人は意外と多くいます。そうなると、楽天カードは受け取れない・・と思いきや、ちゃんと対策方法はあります!
上で挙げた運転免許証を始めとする身分証明書と、現住所が記載された以下の領収書類を一緒に提示することで、楽天カードを受け取ることが可能です。
・公共料金(電気・ガス・水道・NHKなど)の領収書
・社会保険料の領収書
・国税・地方税の領収書または納税証明書
運転免許証などの身分証明書とあわせて、6か月以内に発行されたこれらの書類を配達員に提示すれば無事カードを受け取ることができます。