スマートグラスを使うメリット - 何が出来るの?

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スマートグラスに出来ること

 最近よく耳にする「スマートグラス」という言葉ですが、それで何が出来るのか今ひとつピンと来ていない人も多いでしょう。というわけで、「スマートグラスに何が出来るのか」という視点からスマートグラスの魅力を紹介していきます。


視界に様々な情報を表示出来る

 スマートグラスの最大の利点は、スマホを開かずとも様々な情報を瞬時に確認できる、というところです。歩いている時でも、あなたの視線の向こうに、あなたに必要な情報を「表示」しておくことが出来るんです。どういうことなのか実例を交えながら説明していきます。


ケース1 道案内

 初めて行く場所で、スマホの地図アプリの道案内を頼りに歩きまわった経験はありませんか? スマホの画面上の地図と、周りの風景を見比べながら歩くのは大変ですよね。でも、スマートグラスがあればスマホを開く必要はありません。周りを見渡せば、あなたの視界にバーチャルの矢印が出現し、正しい方向へと導いてくれるのです。



ケース2 メール・LINEチェック

 メールやLINEを受信して着信音が鳴り、ポケットからスマホを取り出して画面をオンにする。何気ない作業ですが、約6秒の時間がかかります。1日5回とすると、1年で3時間もの時間を費やしていることになります。
 スマートグラスがあれば、この時間を節約できます。メールやLINEを受信したら、あなたの視界にその通知(メールやLINEのメッセージなど)を表示することも将来的には可能になるはずですから、いちいちスマホを取り出す手間が無くなります。


ケース3 同時通訳

 私は京都の同志社大学に通っていたのですが、大学周辺には京都御所などの観光名所があり、外国人に道を聞かれることがよくありました。相手が英語話者なら「なんとか」対応出来ましたが、それ以外の言語では何を言われているのかさっぱりです。スマホの「Google翻訳」アプリの音声入力で通訳する、という方法も選択肢としては考えられますが、それでは円滑なコミュニケーションは取れないですよね。
 そんな時にも、スマートグラスが役立ちます。スマートグラスのマイクで拾った音声を瞬時に翻訳し、視界上に訳を表示するという「同時通訳」が可能です(実用化はまだ) 2020年の東京五輪に向けて、日本を訪れる外国人がますます増えていきますから、強い味方になってくれるでしょう。


ケース4 ランニングにも

 スマートウォッチなどのウェアラブル端末を使って、自分が走った経路や運動時間、心拍数のデータを記録して活用しているランナーが増えています。もちろん、スマートウォッチであればランニング中でも手元を操作することで、リアルタイムのデータを確認できます。でも、走りながらスマートウォッチを操作するのは危険ですし、ランニングのペースも乱れそうです。そこでスマートグラスの出番です。視界上に欲しい情報を表示することが出来るので、より効果的なトレーニングが可能になります。
 また、マラソンのランナー向けのアプリでは、自分のタイムやトイレの混雑状況などの情報を表示することも出来ます。アプリ次第で他のスポーツにも応用が効きそうです。


可能性は無限大

 スマホと同様に、スマートグラスもアプリ次第で可能性は無限大です。今はまだスマートグラス自体が普及段階に達していないため、アプリもほとんどありません。しかしスマホやスマートウォッチがそうであったように、一度普及に弾みがつくとアプリの数も爆発的に増えていきますから、今後の展開を楽しみにしたいところです。




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