- 2014年12月13日更新
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スマートウォッチがもたらす危険
スマートウォッチにできることではスマートウォッチによって私たちの生活がとても便利になるということを説明しました。しかし、その便利さの裏側でスマートウォッチには大きな危険性がたくさんあるということも忘れてはいけません。このページでは、スマートウォッチが普及する2016年以降に起こるであろう問題を予想してみます。
盗聴の危険
スマートウォッチは音声操作のためにマイクがついています。普段は便利なこのマイクが、ウイルス感染や危険アプリによって私たちの生活を丸裸にする凶器と化す可能性は非常に高いでしょう。
同様の問題はスマートフォンでは既に起きています。ストーカーがターゲットのスマホにウイルスやアプリを仕込んで会話を全て盗み聴きしたり、ライバル会社の社員のスマホを同様に操って重要な戦略情報を盗む、といったことが発生しています。スマートウォッチは腕に身につけるという特性上、スマホよりも会話を盗み聞きするのに適しています。ターゲットになるのは間違いありません。
盗撮の危険
一部のスマートウォッチにはカメラがついています。このカメラもマイクと同様に、ウイルスや危険アプリによって乗っ取られる危険があるでしょう。ストーカーや、ライバル企業の情報を盗みたい違法企業(不正競争防止法に抵触します)がスマートウォッチを狙うのは間違いありません。
また、スマートウォッチを盗撮の道具として使おうと考える人も出てくるはずです。例えば満員電車で女性のスカートの中を盗撮するには、スマホよりもスマートウォッチの方が便利そうですよね。見た目はただの腕時計ですし、小さいので周りに怪しまれにくいでしょう。
企業も警戒が必要です。戦略上重要な研究施設や工場ではカメラ付きの携帯電話、スマートフォンを持込禁止にしている企業も多いです。スマートウォッチはどうでしょう。現時点でスマートウォッチを持込禁止にしている会社があったら、それは大したものだと思います。しかしスマートウォッチを使った企業情報の漏洩は今後間違いなく起こりうるリスクですし、多くの機種が市販されている現在においても、このリスクは既に無視できないものです。周りからは腕時計にしか見えないので、盗撮しやすいです。シャッターを自動で切り続けるアプリがあれば、何も操作することなく盗撮できるようになります。
過度に恐れる必要はないです
かなり脅しているようですが、過度に恐れる必要はありません。正しく使えば、私たちの生活をより豊かにしてくれるはずです。火の使い方を間違えれば火事になりますし、包丁の使い方を誤れば手を切ります。それと同じことです。当サイトではスマートウォッチをより安全に使うための情報を継続して紹介する予定です。
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