ブルーライトとは? わかりやすく説明します

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ブルーライトとは?


 近頃「ブルーライトカット」をうたうグッズが数多く見られるようになってきました。これらのグッズは、もちろんその名の通りブルーライトをカットするためのグッズなのですが、ではそもそもこの「ブルーライト」とは何か?と言われるときちんと答えられる人はあまりいません。
 ここでは「ブルーライト」とはいったい何なのかと言う事をまず考えていきましょう。




悪影響が注目されている


ブルーライトの悪影響が注目される

 ここ最近「ブルーライト」という言葉が急速に広まったのは、10年ほど前にブルーライトに影響を受ける新細胞が見つかった事、そして同時にLED液晶が普及し始めたことにあります。 専門的な事はさておき、LEDは今やスマホやPC、テレビのバックライト、照明にも使われているとても身近な存在です。 このLED液晶の普及によって、今までのブラウン管とは比較にならないほど明るく美しい映像を楽しめるようになりましたが、同時にブルーライトを浴びる量も格段に増えました。 「家の電球をLEDに変えたら、真下は明るいのに横やななめは暗くなった」という話を聞いた事はないでしょうか。 これはLEDの光がまっすぐ進む「直進性」に優れているからで、この性質を利用したLED液晶の画面は明るく、本来は見えにくい可視領域ギリギリの青色が届きやすくなっているのです。


紫外線に近い光


紫外線に近い、パワーのある光

 人間は波長が長すぎる光や短すぎる光を認識することができません。例えば、波長の短い紫外線や波長の長い赤外線は、存在するのはわかっていても肉眼で確認することは出来ませんよね。


 その間にあるごくわずかな部分の事を「可視領域」、認識できる光を「可視光線」と呼んでいます。その目に見えるギリギリに領域にある光が青色、つまりブルーライトです。光は波長の長さとエネルギー量が反比例すると言われていますから、紫外線に近い波長を持つブルーライトも強いエネルギーを持っています。言い換えれば、ブルーライトは可視領域内の「紫外線」と言ったところでしょうか。


 人体にも良い影響も悪い影響も与えると言われているこのブルーライト、LEDに限らず「光」のある生活をしている限り無縁ではありませんから、上手に付き合っていく必要がありそうです。


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