タブレットでカーナビ?
タブレットをカーナビとして使う人が増えています。従来のカーナビと比べて格段に安く購入でき、かつ地図も常に最新の状態にアップデートされ続けるというのが、タブレットをカーナビとして使うメリットです。もちろん、ネットサーフィンもできますし、映画などの動画コンテンツを車内で楽しむこともできます。
目次
タブレットをカーナビとして使うメリット
導入費用が圧倒的に安い
タブレットをカーナビとして使う最大のメリットは、コストが安く済む点です。
従来のカーナビは本体価格だけでも、5万円台からという価格が相場です。一方、タブレットは快適に使えるスペックの機種を選んでも、2万円あれば足ります。取付も自分で簡単にできます。
地図が常に最新の状態で使える
Google MapやNAVITIMEを始めとするクラウドの地図アプリを利用するので、常に最新の地図を利用できます。
車のカーナビも最近は「1回まで」といった形で制限付きで「無料更新」出来る機種もありますが、更新する場合には数万円の費用が必要になります。新車から9年ほど乗っていた我が家のレガシィのナビ(ディーラーオプションで取り付け)は、地図の更新に5万円掛かると言われて更新を諦めました。地図が古くて、車のカーナビに従うとかなり遠回りになることも少なくなく、最後の方はタブレットをナビ代わりに使っていました。
デメリットもあります
通信回線が必要
まず厄介なのが、通信回線を用意する必要がある点です。SIMモデルのタブレットを用意して格安SIMを契約するか、WiFiルーターを使わなければなりません。
それならスマホの方がいいや、と思うかもしれませんが、あの小さな画面をナビとして使うのはおすすめしません。車載のカーナビでも7インチ以上が売れ筋ですから、タブレット程の大きさがナビに適したサイズでしょう。
カーナビ用タブレットとしては楽天モバイルがおすすめです。月1GBまでは「無料」なのでカーナビ用途では無料で利用できます。
インパネ周りの見栄えが悪くなる
見栄えの面でも車載のカーナビには遠く及びません。
タブレットカーナビは画面を常時オン、更に通信も行うため、長時間使う場合はシガーソケットから電源を取る必要があります。また、画面を固定するためにスタンドを設置する必要もあります。ケーブルやスタンドのせいで、どうしてもゴチャゴチャしてしまいます。
到着予定時刻の精度が悪い場合も
以前、都内から埼玉の長瀞まで紅葉を見に行ったのですが、Google Mapでは「2時間」で着くと表示されていたのに、一般道での激しい渋滞の影響で実際には「4時間以上」掛かりました。これまでにも同様の悲劇を幾度も経験しているので、私は遠方に出かける際はGoogle Mapの到着予定時刻を信用していません!(近距離だと正確です)
「Yahoo!カーナビ」(無料)を使えば、VICSの渋滞情報と連携するので、車載のカーナビと変わらない精度で到着予定時刻を出してくれるので、おすすめです。2009年式・2018年式のスバル純正カーナビと到着予定時刻の精度は変わらないですし、ルート検索も遜色ないというか場合によってはYahoo!カーナビアプリの方が優れたルートを提案してくれます。
タブレットをカーナビとして使うのに必要なもの一覧
私のおすすめを紹介します。
カーナビにおすすめのタブレット
2021年現在、カーナビ用におすすめのタブレットはLenovo Tab M7です。
7インチの広視野角IPS液晶ディスプレイを搭載しておりカーナビ用途としては最適なサイズ。また決してハイスペックではありませんが、カーナビや簡単なネットサーフィンはこなせる性能で1万円台前半と圧倒的に低価格なAndroidタブレットです。
記事執筆時点ではAmazonよりもLenovo公式サイトの方が安いです(送料込み)
通信回線を選ぼう
上で紹介したLenovo Tab M7はLTEモデルではありません。WiFi通信モデルです(その方が安いので、あえてこの機種を選びました)
通信回線としては、楽天モバイルのモバイルルーターをおすすめします。ルーター自体は「実質0円」で手に入る機種もありますし、また月1GBまでの通信量なら通信量も「0円」なので圧倒的に安上がりです。カーナビ用途であれば毎日使っても1GBには届きません。
他に必要なものは?
カーナビとして車内で使うには、更に以下のグッズもマストアイテムです。
液晶保護フィルム
車載用タブレットスタンド
シガーソケット充電器
液晶保護フィルムについては、「反射防止」や「非光沢」と謳ったものがおすすめ。キズから保護するのはもちろん、車内では映り込みで画面が見づらくなることもあるので、それを防ぐ意味合いでも貼った方がいいです。
充電器については、タブレットはスマホよりも大容量の電流が必要であるため、2A以上に対応したものを選んだ方がいいです。タブレットに付属の純正の充電器を参考に選びましょう。
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