- 2018年8月31日更新
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PRO TREK Smart WSD-F20の実機レビュー
G-SHOCK譲りのタフなスマートウォッチ G-SHOCKで世界的に人気があるカシオのスマートウォッチです。唯一の「国産スマートウォッチ」でもあります(MADE IN JAPAN) タフなスマートウォッチであることに目が行きがちですが、他のウォッチには無い独自の機能を多数そろえており、機能面でも魅力的な一本です。 |
OS | 画面 | 重さ | GPS | WiFi | 心拍計 | 気圧計 |
---|---|---|---|---|---|---|
Android WEAR |
1.32インチ 液晶 2層構造 |
92g |
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外観
ケーブルは先端が特殊な形状なので専用品です
写真は記事後半でも多数紹介します。
使ってみた感想
続いて、実際に使ってみた感想を紹介します。
装着感
重さはベルトを含めて92gと、メンズウォッチとしては軽くはないものの重くもないレベルです。メタル製よりも格段に軽いウレタン製のバンドを採用していることが軽量化に貢献していると言えます。
実際に腕に装着してみると、フィット感は一般的な腕時計と遜色ありません。重さを感じるわけでもなく、ズレるといったことも無いので快適に使えます。
ウレタン製のバンドなのでコマ調整も必要無い点もGoodです。女性や子供の細い腕から、筋トレ好きの太い腕まで問題無く対応できるでしょう。
G-SHOCKと比べると「大人しい」デザインなので、ビジネスシーンでも違和感なく使えると思います。
電池持ち
スペック上はカラー表示で「1日」、またカラー液晶をオフにして白黒液晶にすると「2日」となっています。
実際に使ってみると、朝にフル充電にしてから夜まで活動した際の残量は55%でした。そのまま充電せずに朝まで置いておいたところ、残量は更に45%まで減ったため充電は毎日必要という結論に至りました。
直前まで使っていた別機種は、3年間毎日使って電池が弱っても「1日おき」の充電でよかったので、やや不満はあります。
とはいえ、通常の使用であれば一日の途中で電池が切れるということは無いでしょう。
また、本体のGPSを使って位置情報を記録すると目に見えて電池残量が減りました。スペック上でも毎秒測位で最長18時間の電池持ちとなっています。
独自機能! 2層構造の液晶
WSD-F20がスゴいのは、「2層構造」の液晶を搭載している点です。他のスマートウォッチには無い独自機能です。
通常のスマートウォッチでも採用しているタッチスクリーンのカラー液晶に加え、「白黒」の液晶を搭載しており、ボタン操作で簡単に切り替えることができます。
それの何が良いのかというと、白黒液晶モードは電池の消費を少なく抑えることが出来るため、電池が長持ちします。カタログスペック上ではカラー液晶の2倍、2日持つとされています。また、スマートウォッチとしての機能を完全シャットダウンすることになりますが、腕時計として1ヶ月以上使うことも可能です。
1台2役、それが他のスマートウォッチには無いWSD-F20ならではの魅力です。
内蔵アプリで色々遊べる
各種センサーと連携した内蔵アプリがおもしろいです。
標高
都内自宅では実際より10〜20mほど高めに表示されることが多いです。
気圧計
日の出・日の入り時刻
Google Mapを利用した地図情報の表示 また、予め地図を本体にダウンロードしておくことで、スマホが圏外の場所でも地図情報を確認できる機能もあります。
別途、Android WEARの機能としてスマホでGoogle Mapのルート案内を起動すると、スマートウォッチ上で行き先を指示する機能も当然使えます。
方位磁針
不満な点:充電方法
使ってみて少し不満に感じたのは充電方法です。
専用のUSBケーブルを本体側面に磁石で「くっつける」のですが、磁力が弱いためケーブルに触れると外れやすいです。置く角度にも気を使います。もう少し磁力が強ければいいのになあと思いました。
また、充電の端子がむき出しなので錆などが不安なのと、濡れたまま充電すると故障の原因になりそうです。 ちなみに、私が直前まで使っていたスマートウォッチは3年間毎日使っていましたが、充電時の接触が若干悪くなっていました(端子が腕と接する部分にあるタイプ)
価格・購入
定価は55080円。
本体色は黒の他、オレンジも。